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何処ですか此処?
第十四話
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崩玉?なんだそれ。まぁ、理由はどうであれ恋次達を傷つけたのにはかわりない。
とりあえず此処で捕まえて山本に渡すか。ちょうど来たみたいだしな。

その瞬間隊長格が双極の丘に現れた。

「師匠、何故この様な所に?」

「一護の霊圧が感じられ、何かと思い来てみたら藍染と言う餓鬼が、大事な妹と弟と弟子に危害を加えていたから助けに来たんだ。
まぁ、詳しい事は後で話す。まずはあの赤ん坊を捕まえるぞ」

「はっ!わかりました」

「総員、聞こえたな、藍染を捕縛せよ!」

『はっ!』

そう言った瞬間全員が捕縛の為に動いた。だが━━

「━━━あぁ、すまない時間だ」

突然空から黄色い光が藍染、ギン、東仙の身を包んだ。

「逃げるきか、ゴラぁ!!」

そう言って射場が捕まえようとするが

「やめい。 あの光は反膜(メガシオン)と言うてな、大虚(メノスグランデ)が同族を助ける為に使うのもじゃ」

山本がそう言うと、全員顔を歪めながら光の柱を見上げる。そこに浮竹が

「メノスとまで、手を組んだのか...何のためにだ?」

「...高みを求めて」

「地に堕ちたか藍染!」

浮竹がそう言うと藍染は冷徹な眼差しで言った。

「驕りが過ぎるぞ浮竹」
「最初から誰も 天に立ってなどいない

君も 僕も 神すらも

だがその耐え難い天の座の空白も終わる

これからは




私が天に立つ 」

藍染はそう言いながら掛けていた眼鏡を割り、髪をかき上げた。

「さようなら死神の諸君 そしてさようなら旅禍の少年 さようなら始祖の死神」

藍染は最後にそう言い、光と共に消えていった。




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