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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第15話『ディロード対ディエンド!再戦』
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これまでの、仮面ライダーディロードは─
「残る世界はあと8つか。」
「まさか、既に恵も!?」
「神に返すほど、僕の命は高くないですよ。」
「やったか!?」
「音が結び、運命の鎖を解き放つ世界、捕まえた。」
装填の守護者、ディロード。幾多もの世界を救い、その心は何を思う─
「あんた達も大丈夫?さっきフェイトから連絡があって、今度は仮面ライダーキバの世界がやられたって。」
「そう。もう7つしか、世界は残っていないのね。」
バニングス邸の一室でアリサとすずかはローゼンメイデン達、そして真紅の契約者であるジュンと隠れていた。
「あら、冷たいのね真紅は。仮にも私達の仲間が消されたのよ?つらくないのかしら?私はつらい気持ちでいっぱいよ?」
水銀燈はわざとらしく真紅に言う。
「思ってもいないことを口にはしない方がいいわ、水銀燈。もし貴女に、本当につらいという感情があるのなら。」
「さすがよ真紅、私のことはお見通しなのね。それでこそ壊し甲斐があるのよ。」
真紅の返答に水銀燈は笑いながら話す。
「今は争っている暇は無いのです。早くあの空っぽ人間をとっ捕まえる必要があるのです!」
「大丈夫、ジュンは僕達で守るから。」
口争いをする二人を見て翠星石は呆れ、蒼星石は無視しながらジュンを落ち着かせる。すると、
「僕をどうするって?」
ワープを使って雅が現れる。
「来たわね、雅。」
真紅達は構える。
「この人達を取り返したいでしょう?ですから僕の方でこちらに来ました。」
雅は見せびらかすかのようにめぐ、巴、みつ、のり、柴崎夫妻、そしてラプラスの魔が封印されたカードを取り出して真紅達に見せる。
「それで、私達の所に来たのね。でもそうね、貴方をどうにかしないと、何も始まらないわね。」
真紅は立ち上がる。
「おや?予想以上に反応が薄いですね。水銀燈さんは予想通りでしたが、金糸雀さんはもう少し騒ぐかと。」
「お前の策略にはのらないかしら。」
雅の言葉に金糸雀は反論する。
「予想通りとは失礼ね。でも、そうね。所詮彼女は死にたがりのお馬鹿さん。私が命を吸い取ることを喜んでいたジャンクのように壊れた人間。はっきりいって思い入れも何も無いわ。私はそういうローゼンメイデンだもの。」
水銀燈は、軽薄に扱われたことに苛立ちを見せるが、それでもどうでもいいかのように振る舞う。しかし次の瞬間、
「でも、
媒介人
(
ミーディアム
)
にした人間をそんな風に扱われて呑気にいられるほど、ローゼンメイデンとして、ううん、人形として落ちぶれていないわ。」
水銀燈は両翼を憎しみによって生み出される黒き双龍に変貌させる。
「そうきてもらわないと。」
【CHANGE RIDE-GOOKAI CELLULAR-】
雅はディロードライバーをゴーカイセルラーに変え
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