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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百三話
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これ?」

と弾が驚いていた。

声からしてアマテラスとイヅノメか。

「世界に発表されてない十数個のコアの内部人格達。
の、中でもマンガとかアニメとかが好きな奴ら」

「へ、へー……」

「こいつらが一般男性の生の声が聞きたいんだと」

「俺に読めって?」

「そういうこと」

弾が持っている束さん謹製のスマホを遠隔操作する。

「今お前のスマホ弄ったから」

「お、おう」

「ちゃんと感想とか聞かせてやれよ」

「善処する」

side out









同日夜

『弾様、こういうタッチがツボですか?』

『どんなシチュが好き?』

『それよりやっぱ男の娘ですよね!?』

「君ら描くの早すぎない? 世の漫画家を敵にしてるぜ?」

弾は部屋でエロマンガを読んでいた。

スマホに表示される既読が70、未読が1200。

もちろん作品数だ。

未読の数は今もなお増えている。

画面の下部三割ほどのウィンドウには数人の女性…コアのアバターが写っている。

『私たちの演算力を以てすれば余裕です』

『なんなら弾様が抜くためだけの作品もありますよ。もちろん男の娘物!』

『っていうか早く抜いてください! データ取れません!』

長椅子に座っているコア達が弾を急かす。

「俺……君らに見られながら抜くの?」

はい! と画面の中から唱和する声が響いた。

『安心せよ、王は我らの人格形成に関しては無関心故、そなたの性癖を探るような事はしない』

とコアナンバー0001イザナギが言った。

『それともエロアニメ派ですか!? ASMRですか!? 一夏様の声を合成して作りますか!?』

「やめて? 俺明日どんな顔して一夏に会えばいいの?」

コア達のブーイングが響く。

『わかりましたわかりました。じゃぁ監視はしません。後で感想聞かせてください』

次の瞬間、弾の足の上に大量の本が落ちた。

「うわっ!?」

『印刷した本を量子展開しました! では後程!』

スマホがブラックアウトする。

「な……なんという技術の無駄遣いッッ!?」







その日弾は最高記録を達成した。

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