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ある晴れた日に
26部分:噂はそよ風の様にその三
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なるのだった。
「うちの学校のジャージはね。ちょっとね」
「嫌とか?」
「夏暑そうじゃない」
 彼女が言うのはこのことだった。
「だからね。それがちょっと以上にね」
「嫌なのね」
「はっきり言ってその通り」
 本当にはっきりと言い切ったのだった。
「メイクだって落ちちゃうし、汗かいたらそれこそ」
「んっ!?けれど」
 茜がここで凛のその顔を見て言った。
「凛ってメイク薄い方よね」
「あっ、確かに」
 奈々瀬が彼女の言葉に頷く。
「そういえばどうよね」
「だから。陸上してるから」
 その凛の言葉である。

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