230部分:オレンジは花の香りその十三
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
でもね。勝てるわよ」
「随分と自信があるんだな」
「小学校の時からやってたからね」
誇らしげな顔で右の拳を前に繰り出す。やはり筋のいい動きだ。
「今二段よ」
「蹴りはしねえのかよ」
「だって今スカートだし」
だからそれはしないというのだった。
「そんなのしたらそれこそ」
「黒い下着が見えるってか?」
「私黒なんて持ってないわよ」
坪本のさりげないがかなり仕込んである突っ込みに何も考えず答えた静華だった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ