暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
ロックマンX6
第120話:Zombie Σ
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お母さん?どうしたの?]
顔色が真っ青なエイリアにソニアが不安そうに見上げる。
それを見たエイリアは何とか笑みを浮かべようとしたが出来なかった。
「ソニア…エックスとゼロを呼んで来てもらえるかしら…?お仕事なの」
[う、うん…]
ソニアは心配そうにエイリアを何度か振り返りながら、エックスとゼロを呼びに行った。
しばらくしてエックスとゼロが司令室に入り、モニターに映るシグマウィルスの反応に目を見開く。
「シグマウィルスの反応!?」
「馬鹿な、シグマウィルスはルインが吸収し、シグマ本体のウィルスもデリートされたはずだ。」
「恐らく、地上に残った残滓が集まったんだと思うわ…塵も積もれば山となると言うけどね…」
「シグマが復活しようとしているのか…?そうはさせない!!」
「待つんだエックス。いくら死に損ないの残滓の寄せ集めとは言え相手はシグマだ。このエイリアが復元したファルコンアーマーを持っていくんだ。」
「復元出来たのか?」
「勿論よ、バックアップデータはあったし…でもまだ未完成でフリームーブ機能の再現が出来なかったから申し訳程度のエアダッシュ。そしてアームパーツのビームスピアが使えなくなってチャージショットの貫通性能が低下した代わりにチャージショットの威力が少し上がってるわ」
後は一応特殊武器チャージが使えるようになったのだが、あまり関係ない機能だ。
「………分かった、ありがとう」
ゲイトからエイリアが復元したファルコンアーマーのプログラムを受け取ると、プログラムをインストールすると、ファルコンアーマーが装着された。
そしてエックスはバスタープラス、ハイパーチャージと言ったバスター強化系のパーツとハイジャンプとハイパーダッシュと言った機動力強化系のパーツを装備する。
ゼロはセイバー強化系のセイバープラスとセイバーエクステンドを装備すると、ダブルバリア、ショックアブソーバーと言った防御力強化系のパーツを装備する。
装備を整えたエックスとゼロはシグマウィルスの反応があった異空間跡地に向かう。
最新型のライドチェイサーに乗り込んで最高速度で向かうと、確かに感じ慣れた気配を感じた。
「この気配…弱々しいが確かにシグマだ。」
「くそ、どこまでもしぶとい奴だ…!!」
異空間跡地に到着するとエックスとゼロは周囲を見渡しながらバスターとセイバーを構えながらシグマを捜す。
シグマがいる場所の目星はついている。
場所はファイナルシグマWの残骸がある場所だ。
残骸のあまりの巨大さに撤去が後回しになってしまったが、これが失敗だったかもしれない。
何せシグマの本体はシグマウィルスであり、ファイナルシグマWも通常のシグマのボディも
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