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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百八十七話
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…。取り敢えずこれでも食べて機嫌直しなさいな」

鈴が一夏に小箱を渡した。

「お、サンキュ、りん」

箱を開けた一夏が中身のトリュフチョコをもきゅもきゅする。

「〜♪」

小動物じみた仕草だった。

それを見ていた女子生徒が一夏にチョコを渡す。

嬉しそうに受けとる一夏。

が、チョコを渡されるのは一夏だけではなかった。

「お姉さまお姉さま! お姉さまのためにつくりました!」

「あー……何度も言うが私は別に年上ではないのだが…」

箒はモテる。

モテまくる。

特に女子から。

で、昼休みになった。

「お姉さまー!」

「一夏君prprhshs!」

「「よし逃げよう」」

一夏と箒が二人して窓から飛び降りた。

唖然とするクラスメイト+上級生含むその他。

「あー、鈴。お前も逃げた方がいいんじゃないか?」

「アンタもよ、弾」

一夏と箒の影に隠れがちだがこの二人もモテる。

弾と鈴は窓から出て、上へ向かった。

「くそっ…俺も遂に人外の仲間入りかよっ!」

「アンタ割りと前からそんなだったじゃない。気功なんて最後の一押しよ」

「ふぁーっく………」

トントントン、と屋上まで登った二人。

その上で更に梯子のかかった場所に飛び上がる。

「鈴、そういえばあの事まだ一夏にいってないのかよ?」

「今日言うわ」

「あっそ…」

「放課後、スイパラ行くからアンタも来なさい」

「えぇー…今月ピンチ……」

「まだ中旬よ?」

「この間見つけた店でちょっと買いすぎてな…」

「バカじゃないの?」

なお、弾が見つけた店はアダルトショップである。

「箒から言われてるのよ。今日の放課後一夏を連れ出して時間稼ぎしてほしいって」

「なるほど。好都合だな」

暫くすると、一夏と箒もやって来た。

「遅かったわね二人とも」

「死角に入ってから翔んできた。まったく…去年まではこんな事はなかったんだがな…」

「しかも驚くことにあの中には上級生が含まれている」

「お姉さまー、ってやつ?」

箒が上蔵をかきスポッと一夏を乗せる。

一夏の前で腕をくむと、一夏が体を後ろに倒す。

「ん……」

という一夏の一言、否一音で暖気フィールドが展開された。

「一夏、今日の放課後スイパラ行くわよ」

「バレンタインふぇあ?」

「そうよ」

「ん……。わかった」

「悪いが私は行けないぞ」

「俺もだ。お使いあるからな」

鈴が弾に裏切ったな! という目を向けた。

「一夏は?」

「それでいいなら俺はいくよ」

一夏は深く考えず、ただただ
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