暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第14話『英雄♭さらば愛しきヒーロー』
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
これまでの、仮面ライダーディロードは─
「虚像投影装置!」
「一足遅かったですか…」
「あれは、スペルカード!?」
「伊達にルナティックをノーコンティニューでクリアしていないな。」
「名状しがたい邪神達の世界、捕まえた。」

装填の守護者、ディロード。幾多もの世界を救い、その心は何を思う─

「残る世界はあと8つか…」
雅は、メモを見直していた。
「雅君、そのメモは何や?」
はやては雅に質問する。
「これは、僕が倒す世界の順番を記したメモだ。」
雅ははやてに説明する。
「順番なんてあるんか?」
「ああ。はやても、僕の目的を知っているなら、この順番の意味が分かるでしょう?」
「あ、そっかぁ。その順番は」
はやてが雅に答えを言おうとすると、
「わかっているならいいんだ。兎に角、次の目的である渡さんの所へ向かう。はやてはライダーカードの中に戻って。」
「うん、わかったで!」
雅はそれを遮り、次の目的地へ向かう。

「さて、名護さんはパワードイクサーを所持している。それなら、これの出番だな。」
【ATTACK RIDE-SCOPE DOG-】
雅はマシンディローダーをスコープドッグに変えて乗り込むと、渡達が居城にしているカフェ マルダムールに向かう。

「仮面ライダーも、あとは麻生さんと伍代さんと津上さんと如月さん、それと僕達だけですね…」
渡は名護達と話をしている。
「ところで、恵がまだ来ていないようだが。」
「そう言えば、兄さんも来ていない…」
「まさか既に恵も!?」
名護の脳裏に一抹の不安がよぎる。
「名護さん、落ち着いてください。兄さんも恵さんも、きっと大丈夫です。ですよね、嶋さん?」
「だといいが…」
名護と同じ考えをもっていた嶋は対応に困る。すると、外から凄まじい銃声が聞こえ、渡達がマスターと共に裏口から逃げると、スコープドッグによってカフェ マルダムールは破壊され、フィールドライドカードに、取り残された飼い犬のブルマンはサモンライドカードに変わる。
「ああ…ブルマン…」
マスターは23年共に過ごしたブルマンの最後を見てショックを受ける。
「やはり来たか。神は過ちを犯した。お前のような邪鬼外道をこの世に野放しにしたこと。そして、そのような男が仮面ライダーを名乗っていること。その過ち、俺達が正す!変身!」
[レ ディ イ? フィ スト オ ン]
名護はイクサに変身する。
「その命、神に返しなさい!」
イクサはイクサカリバーを構える。
「神に返せるほど、僕の命は高くないですよ。」
雅はそう言いながらスコープドッグの銃口をイクサに向ける。
「行くぞ。」
雅はそのままイクサを撃つが、イクサは当たる前に回避し、
[パ ワ ー ド イ ク サー]
パワードフエッスルの力
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ