暁 〜小説投稿サイト〜
ある晴れた日に
220部分:オレンジは花の香りその三
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話

「飴食べてもね」
 凛はふてくされた顔で自分の鞄から飴の袋を取り出した。レモンのキャンデーだ。そしてそこから一つ取り出してそれを口の中に入れるのだった。
「気が晴れないし」
「そうなのよね。とにかく晴れないとね」
 明日夢もそれに応えてまた言ってきた。
「どうしようもないわよね」
「全く。ところで少年」
 凛がその明日夢に声をかける。
「飴いる?」
「くれるの?」
「うん、一個ね」
 言いながら早速袋から一つ取り出してきていた。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ