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ある晴れた日に
212部分:思いも寄らぬこの喜びその十二
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と茜だった。
「カレー自体は美味しいし」
「確かに卒倒しそうな組み合わせだけれど」
 二人も苦労しながらそのカレーを食べている。
「だから恨んだりはしていないわよ」
 凛がそこははっきりと言う。
「当たった時は最高なんだし。確かに四回に三回は絶対に外れだけれど」
「わかってたらいいけれどな」
 正道は凛のその言葉に応えて言った。
「しかし。北乃もあれだな」
「北乃さんがどうかしたの?」
「ああ。祝いの日なのに店番ってな」
 未晴に応える形で述べる。
「因果なものだな」
「そうね。けれどお店の時間が終わったらね」
「来るのかよ」
「多分だけれど来ると思うわ」
 静かに笑って正道に答える。

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