外伝〜鉄機隊、再び〜
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組の副担任を担当する事となった。戦術科は実戦になれば、第U分校の”主力”であると聞いている。その”主力”となりうる雛鳥の其方達を指導する事を光栄に思っている。―――以後よろしくお願いする、[組の諸君。」
アイネスが自己紹介を終えた後かつての自分達にとっての敵が教官になるという青天の霹靂の出来事に[組の面々はそれぞれ表情を引き攣らせながらアイネスを見つめ
「クク、増々面白くなってきたじゃないか。だぁっはっはっはっ!」
「オッサンはいいよな、気楽で…………俺は2年前にもやり合ったから、色々複雑だっつーの…………ったく、上司が”鋼の聖女”に続いて同僚が”鉄機隊”とか、何で俺の周りの女の子は物騒な連中ばかり集まるんだよ…………」
ランドロスが呑気に笑っている中、ランディは疲れた表情で肩を落とした。
〜主計科\組〜
「フフ、そういう訳だから以前の事は水に流してこれからは改めて生徒と教官同士としてよろしくね、\組の皆さん。」
同じ頃エンネアが自己紹介を終えるとアイネスの時と同様\組の面々もそれぞれ冷や汗をかいて表情を引き攣らせながら微笑みを浮かべて答えたエンネアを見つめ
「そうそう。そういえば、このクラスには4年前の”リベールの異変”を”ブレイサーオブブレイサー”達と共に”浮遊都市(リベル=アーク)”に乗り込んで、幼いながらも執行者や強化猟兵達ともやり合ったラッセル家の才女も所属していたわね。故郷を混乱に陥らせた結社と何度も戦った事がある貴女にとっては複雑かもしれないけど、これからは心を入れ替えて”教官”として指導させてもらうから、よろしくね?」
「ア、アハハ…………あの件にはエンネア教官達は何の関りもありませんでしたし、最後の戦いではレーヴェさんも仲間になって一緒に戦っているんですから、わたしは特にエンネア教官達に思う所はないのですが、改めてよろしくお願いします。」
エンネアに名指しされたティータは苦笑しながら答え
「クスクス、それよりもティータ?”リベールの異変”の最終決戦地である”リベル=アーク”での最後の決戦まで参加した事をクラスメイト達がいる目の前で堂々と肯定しちゃったけど、よかったのかしら♪」
「あ”…………は、はわわわわ…………っ!?」
しかし小悪魔な笑みを浮かべたレンに指摘されて周囲を見回し、クラスメイト達がそれぞれ驚きや信じられない表情、興味ありげな表情で自分に注目している事に気づくと慌て始め
「ううっ、負担が減るのはありがたいけど、エンネア教官達の派遣が先月の要請の時みたいに突然過ぎるよ…………どうしてメンフィル帝国はこういった重要な事柄を前もって教えてくれないの…………」
トワは疲れた表情で肩を落としていた。
〜特務科Z組〜
「……
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