暁 〜小説投稿サイト〜
ある晴れた日に
205部分:思いも寄らぬこの喜びその五
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
よ」
「わかってるけれどそれでもよ」
 咲の言葉はさらに不機嫌さを増してきていた。
「食べるのはね。止められないのよ」
「それで太らない努力はしてるのかよ」
「一応はね」
 言葉は不機嫌なままであった。
「してるのよ。これでもね」
「やっぱりランニングとか筋トレとか?」
 桐生は咲に問うた。
「そういうのだよね。やっぱり」
「そうよ。これでも家で頑張ってるんだから」
「女の子って大変だね」
 桐生はあらためてそのことを言った。
「スタイルとか気にしないといけないから」
「そうじゃないとお嫁さんに行けないのよ」
 咲の話はかなり具体的だった。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ