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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第13話『幻想の森』
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スラスターの構えを下ろし、右手の掌から氷柱型の魔力弾を複数展開する。
「…危ない。」
クー子はその弾幕を避ける。すると、氷柱が直撃した場所が凍りつく。
「…これは、絶対零度…」
クー子はその危機を見て身構える。
「先程までの威勢はどこに行ったのやら。」
雅は弾幕を展開し続ける。
「このままじゃ、ニャル子を取り返せない。それなら、必殺、私の宇宙CQC。108式。」
クー子は雅の弾幕のエネルギーを吸収して大量のビットを出現させて雅を撃ち抜く。
「これだけ攻撃すれば…」
クー子は攻撃に神経を集中していたため、その場に立ち止まる。しかし、
「これでフィニッシュだ。」
雅はスペルカードの最後に放つ三本のビーム状の攻撃をクー子に放ち、クー子をライダーカードに放つ。
「ここはゲームとは違うんだ。コンティニューは、出来ないんだ…」
雅はライダーカードを拾いあげる。

「ニャル子達、大丈夫かな…」
紅魔館の外で待っていた真尋は心配している。すると、紅魔館から一人の物影が見える。
「もしかして、雅か!?」
真尋は構える。
【ATTACK RIDE-SONIC-】
その影は真尋の予想通り雅であり、雅はソニックのカードを使って高速で真尋に近づく。
「よくわかったな。」
雅はそのままロードスラスターで真尋を切り裂き、ライダーカードに変える。
「宇宙を守る、名状しがたい邪神達の世界、捕まえた。」
こうして、また世界は雅に敗れる。
to be continued.

次回、仮面ライダーディロード
「その命、神に返しなさい!」
「その程度で勝てるとでも?」
「兄さんを返して!」
「貴様、まさか既に恵も!?」
「ここは、これの出番か。」
次回『英雄♭さらば愛しきヒーロー』希望を紡いで、全てを救え!
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