土塊つちくれの巨人
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「泥棒、か。魔法が使えると盗み方も派手になんのかね……」
その時、眼下の光景に異変が起こった。
草原を歩いていた土人形がなんの前触れも無く、ぐしゃりと崩れ落ちたのである。
土人形は、一瞬にして土の山と成り果てていた。
三人が急いで地面に降り立った時には、小山のように積もった土の塊とだだっ広い草原以外、その場には何も見当たらなかった。
肩に乗っていたはずの黒ローブの人影は、忽然と消え失せていた。
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