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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第11話『ブックマーク』
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ピンチクラッシャー・ファイナルブレイブ!」
雅はピンチクラッシャー・ファイナルブレイブを動かす。
「へっ!何がファイナルブレイブだ!的が一つになってやりやすくなっただけじゃねえか!」
カズマはその拳で雅のいる操縦席を狙おうとするが、
「甘い!バーニングフィスト!」
灼熱の拳がカズマを殴り、カズマは地面に叩きつけられる。
「この速度なら、追い着けまい!」
劉鳳はその高速を利用してピンチクラッシャー・ファイナルブレイブを翻弄し、
「絶影、倒竜斬!」
その刃で切り裂こうとするが、
「効くか!」
硬い装甲は、劉鳳の刃を弾く。
「なんて硬さだ!」
劉鳳は体勢を立て直す。すると、
「あなた達二人が馬鹿で助かりました。」
操縦席から雅が話す。
「おい、いきなりなんだ!」
「このピンチクラッシャーはあくまで囮。本当の目的は、こっちだ!エタニティ・ツイン!」
雅は緑色球体を出現させて二体の絶影の頭上に展開し、それが回転すると、絶影はカズマと劉鳳の前に立つ。
「しまった!あれは橘のエタニティ・エイト!?」
劉鳳は事態を把握し、即座に絶影を分解し、自身の装甲に変える。
「おい、劉鳳。どうしたんだよ!」
「奴があれを展開している限り、絶影はコントロールを奪われる。」
「それって、つまり!?」
「そうだ!俺が再び絶影を呼んでも、また奴に奪われる。」
「だからか。」
「そうだ。」
劉鳳は、戦力削減を余儀なくされる。
「おしゃべりはそれで終わりか。行くぞ、ファイナルインパクト、発動承認!」
雅がボタンを押すと、胸部にあるバーニングサマの頭部ーを模した装甲が開き、ピンチクラッシャー・ファイナルブレイブは金色に光り輝く。
「劉鳳、ここは俺に任せろ!輝け!もっと輝け!俺の拳!ハァイブリットォォォォォォ!」
「ピンチ!ドラゴニック・ノヴァァァァァァァァ!」
「バァァァーストォォォォォォ!」
ピンチクラッシャー・ファイナルブレイブは金色の光線を放ち、カズマはその中を引き裂くように突進する。
「光になれぇぇぇぇぇぇぇ!」
「もっと輝けぇぇぇぇぇぇ!」
カズマの拳はピンチクラッシャーの光線発射口に到達し、凄まじい爆発が起こる。
「カズマ!?」
劉鳳が見守る中、煙は晴れる。
「はぁ…はぁ…正義は勝つ!」
そこには、服が焦げ付きながらも、カズマのライダーカードを持つ雅がいた。
「雅、貴様!」
劉鳳は高速で突進する。
「まだだ!」
【SUMMON RIDE-REINFORCE-】
雅はリィンフォースを召喚し、劉鳳の攻撃を防ぐ。
【KAMEN RIDE-DELOAD-】
「変身…」
雅は立ち上がりながらディロードに変身する。
「雅、大丈夫かい?今癒す。」
リィンフォースはシャマルから蒐集した治癒魔法でディロード
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