暁 〜小説投稿サイト〜
仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第11話『ブックマーク』
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ガーの兄貴のアルターまで!」
「行くぞ、衝撃のファーストブリット!」
雅はアクセルトライアルより素早く行動し、キックを一発アクセルトライアルに放ち、吹き飛ばす。
「トライアルメモリの性能を考えると、こちらが防御しても時間切れになる前にやられてしまう。それなら、一気に決めるか。」
雅はラディカル・グッドスピードを全身に纏い、高速で動く。
「瞬殺の、ファイルブリット!」
アルター能力によって強化されたキックは、アクセルトライアルの防御を打ち砕き、アクセルはライダーカードに封印される。
「二人で一人の風の町の戦士の世界、捕まえた。」
雅はアクセルのカードを拾い上げる。
「雅、いい加減にしたらどうだ!」
劉鳳も絶影を纏って雅に突進するが、
「読めていた。」
雅は劉鳳の両腕を掴むと、ラディカル・グッドスピードを分解して更にアルターを再結合させる。
「究極の癒しを教えてあげましょう。」
雅は自身の生体エネルギーを劉鳳に流し込む。
「これは、シェリスの永遠の献身(エターナル・デボーテ)!?雅、貴様!」
劉鳳は雅が使った力に怒りながらも、捕まれている腕の装甲を分解することで、雅から脱出する。
「雅、お前はどれだけ俺達の心を傷つければ気が済む!?」
「それより、なんで俺達の考えが分かるんだよ!?」
劉鳳とカズマは怒りをむき出しにする。
「解らないのですか?あなた達にとって大切な、彼女のアルターを使っていることが。」
雅は二人を煽る。
「まさか、貴様…」
「かなみのアルターを!?」
「そうです。こうしている今も、あなた達の考えがよく分かりますよ。その冷静さを失う強大な憎しみも。」
勘付く二人を雅は更に煽る。
「…いいじゃねえか、雅。こんだけ怒ってんのはあの蛇野郎以来だ。劉鳳、雅の奴、ぶっ潰すだけじゃ済ます気がねえんだが、やってもいいか!?」
「ああ!相手はこの世界の反逆者だ。正当防衛の適応内だ!」
カズマと劉鳳はその感情によってアルターが進化し、カズマのハイブリットは灼熱の光を放ち、劉鳳は絶影の第一形態と第二形態を出現させる。
「来たか。しかし、その力のおかげで漸くこいつが呼べる。来い、ハイパーピンチクラッシャー!」
雅の宣言によって巨大ロボット型アルター、ハイパーピンチクラッシャーが出現し、
「それから、バーニングサマー!」
更に巨竜型アルター、バーニングサマーを呼び出す。
「おい、今更そんなのかよ。」
「その程度で俺達を止められると思うな。」
カズマと劉鳳は構えるが、
「正義の使者と灼熱の魔竜、今こそ一つになる時!いざ、ドラゴニック、フォーメーション!」
雅はハイパーピンチクラッシャーとバーニングサマーを分解し、二つのアルターを合体させ、それぞれの特徴を持つロボットになり、雅は乗り込む。
「完成!
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