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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第8話『結成!リリカルフレンドシップなの』
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これまでの、仮面ライダーディロードは─
「俺の子を返してもらうぞ!」
「仲間を道具みたいに扱って楽しいのか!?」
「同じ仮面ライダーなら解るはずです。」
「クラールヴィント、返事をして!?」
「真の究極兵士の世界、捕まえた。」

装填の守護者、ディロード。幾多もの世界を救い、その心は何を思う─

「まさか、シャマルとザフィーラまで敗れるとは…」
「雅の奴、ぜってえ許せねえ!」
シャマル達とディロードの戦闘をモニター越しに観ていたシグナムとヴィータは会議室で怒りを露わにしていた。
「シグナムさん、ヴィータさん、落ち着いて下さい。ここにいる皆さんが、同じ思いです。」
リンディは二人を宥めようとするが、
「お前らにあたしらの気持ちなんてわかんねえだろ!」
「我々は、既に主はやてを奪われ、その弔いをしたかった。しかし、仇討ちはおろか、それすら叶わずに我らが仲間を奪われ、我々は何も出来ず終い。今とて、憎しみで押し潰されるのを耐えるのがやっとだ。」
ヴィータは更に激昂し、シグナムは心境を話す。
「ヴィータさん、シグナムさん、申し訳ありませんでした。」
シグナムの話を聞きリンディが謝ると、なのは達が会議室に入ってくる。
「リンディ長官、お待たせしました。」
「彼女の説得に成功したわ。」
なのはと梨花が報告すると、かなみが入ってくる。
「あの、私なんかで本当にお役に立てるのでしょうか?」
「なるほど、なのはさん達が言っていた方は、かなみさんでしたか。」
自身を力不足と感じるかなみだが、かなみを見てリンディは納得した。
「大丈夫だよ、かなみちゃん。今回は、かなみちゃんの力が必要なの。」
なのはが立てた作戦、それは戦闘班がかなみを守り、かなみのアルター能力、(ハート・トゥ・ハーツ)を用いて雅の思惑を探ることであった。
「わかりました。出来る限り、頑張ってみます。」
なのはからの言葉を受けてかなみが頷くと、
“こちら劉鳳。今ディロードと交戦中だ。応援を要請する。”
劉鳳から通信が入る。
「かなみちゃん、早速出番みたい。行こう?」
なのはがかなみに右手を差し出す。
「はい。」
かなみはなのはの手を取る。
「私も行くわ。」
そこに梨花も加わる。
「梨花ちゃん、大丈夫なの?」
「忘れた?私もディショットシステムを持っているわ。嫌な話だけど、雅が倒れた人達のカードは、私達チームディロードも使えるわ。」
心配するなのはに梨花は答える。
「それじゃあ、私達はこの三人でチームだね!」
なのはは梨花を引き寄せて三人でディロードが戦闘を行っている地点へ向かう。

「雅、これ以上の破壊工作は止めろ!何故お前が秩序を乱す!?こんなことに意味があるというのか!?」
劉は絶影の最終形態を纏ってディロードと戦っていた
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