第91話
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推測にレーヴェは静かな表情で否定した。
「フム…………とりあえず鉄機隊の事は後回しにして、神機の無力化を先にした方がいいんじゃないかい?」
「ええ、そうですね―――!」
アンゼリカの提案にリィンは頷いたがすぐに神機が動く気配に気づいて血相を変えて神機に視線を向けると神機は起動して立ち上がり始めた。
「神機が…………!」
「どうやら今回の結社の”実験”で戦う相手は入れ替わるみたいね…………」
起動し始めた神機を見たアルフィンは驚き、エリゼは警戒の表情で神機を見つめた。
「だったら、まずはそちらの望み通り神機を無力化させてもらう―――ユウナにクルト、アルティナにゲルド、アッシュにミュゼ!セレーネ、ユーシスにミリアム、ガイウス、サラさん!プリネ皇女殿下にルクセンベール卿、エヴリーヌさん、レオンハルト准将にレン教官も!どうか―――力を貸してくれ!」
「応!!」
リィンの要請に仲間達は力強く頷き
「―――せっかくの機会ですから今回は私も加勢させて頂きます、シュバルツァー。」
「ありがとうございます、分校長!来い―――”灰の騎神”ヴァリマール!!」
「顕現せよ―――”銀の騎神”アルグレオン!!」
「来て―――パテル=マテル!!」
リィンとリアンヌ、そしてレンはそれぞれの相棒の名を呼んだ。
「ティータ、お願い!」
「ヘクトル、ケストレルを頼む!」
「現在地、ビーコンで補正します!」
一方ユウナ達は通信でティータ達に機甲兵を発進させるように連絡をした。
「ハアッ!?」
「”騎神”だと!?」
「銀色の”騎神”…………」
「えええええええっ!?それじゃあ”鋼の聖女”―――”槍の聖女”もリィンやクロウと同じ起動者の一人なの〜!?」
リアンヌの背後に現れたアルグレオンを見たサラとユーシスは驚き、ガイウスは呆け、ミリアムは信じられない表情で声を上げた。
〜地上〜
「応…………!」
「―――――」
一方その頃リィン達からの連絡を受け取ったヴァリマールとパテル=マテルは飛び上がってリィン達の元へと向かい始め
「ブーストキャリア点火や!」
「3(ドライ),2(ツヴァイ).1(アインス),0(ヌル)―――」
「ヘクトル弐型、ケストレルβ、上昇…………!」
機甲兵のヘクトルとケストレルはティータ達主計科によって背中に装着したブースターを使って飛び上がり、ヴァリマール達の後を追って行った。
(リィン君、みんなも頑張って…………!)
その様子を見ていたトワはリィン達の武運を祈った。
〜要塞内・外壁〜
「あら?あれは…………」
同じ頃、ファーミシルス達と共に要塞内の外壁を進んでい
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