110部分:谷に走り山に走りその六
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ていうと楳図先生だけれどね」
静華も静華で相当なものを読んでいる。
「あの乾いたははははは、って笑いがもう」
「ああ、それトラウマものだよ」
野本は今でもそのシーンを怖がっているのは丸わかりの顔になっていた。
「思い出したくねえのに思い出してな」
「そうそう。もう今でも」
「あたしは映画だよな」
春華はそれらしい。
「もうよ。日本の幽霊とか最悪に怖いよな」
「あれ?番町皿屋敷とか」
「あれはまだいいんだよ」
こう凛に返す。
「まあ名前言うのも怖いのとかあるしよ」
「貞子とか?」
「あれ観てからテレビの画面観るのが怖くなったんだよ」
これもまた子供なら無理もないことであった。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ