六話目
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せて両手に持った魔剣を地面に突き刺して吸引力に耐えていた木場だが。
「魔剣創造ゥ!!!」
意を決して両手の剣を手放して地面に手を触れてライオンクリーナーへと向けて大量の魔剣を作り出す。
剣と言うよりも刃の草原とでも表すべき物が作り出されたライオンクリーナーを飲み込んでいく。
(そもそも、連中と戦う理由ってのも無いんだよな。丁度いい、向こうが目眩ししてくれたんだ、これを利用して……退かせてもらうか)
自身の周囲に現れた魔剣をライオガントレットを振るって安全地帯を作ると素早く新しいフルボトルを二つ取り出す。
『オクトパス!』
最初はライオンから桃色をしたタコのオクトパスフルボトルへ、
『ライト!』
掃除機から薄黄色のライトフルボトルへと変え、
『ベストマッチ!』
『Are you ready?』
「変身!」
『稲妻テクニシャン! オクトパスライト! イェーイ!』
新たに変身するのはタコとライト、墨を吐く生物と発光するツールの、一見ミスマッチなベストマッチの組み合わせによるフォーム、『仮面ライダービルド・オクトパスライト』。
「それでは皆さん」
左肩の発光装置「BLDライトバルブショルダー」から光を放ち視界を奪うと、墨でリアス達を包み完全に視界を閉ざす。
「オ・ルボワール」
視界を奪ってそのままさっさと廃墟から逃げ去っていくオクトパスライト。ご丁寧に入り口から、だ。
そして、廃墟から出るとマシンビルダーを使って走り去る。
暫く走らせた所でビルドドライバーを外して変身を解除して礼服とシルクハットから私服に着替え、アイマスクを外す。派手な変装を解けば目立つ事もないだろう。
(手札の幾つかは見られたけど、フォームの多さには平成ライダートップ級のビルドだから、それは問題ないか)
ライオンクリーナーとオクトパスライトの力を知られたとしても今更二つ程度知られた所で問題はない。
(それよりも)
マシンビルダーのスマホの画面(巨大)に映し出された『原作イベント遭遇特典、ガチャ十一連(10回+オマケの一回)チケット』の文字。
(関わり合いになるメリットはあるって事か)
深く関わるのにははぐれ悪魔の30体分の価値はあるというのは分かるが、正体を知られると言うデメリットはある。
(まあ、上手くそこは調整してみるか)
面白い考えが浮かんだと言う笑みを浮かべる四季。
思い浮かべるのは以前作って見たスクラッシュドライバーの事だ。それの使い道が出来た。
帰宅後、既に寝ているであろう二人を起こさない様に地下格納庫の中のナデシコCの中にあるラボに行くと
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