第四章
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「ええ装備でな」
「レベル一でも結構強い」
「しかもそれぞれの職業に向いた種族ばかりや」
戦士や盗賊のモンスター達はというのだ。
「ノームの僧侶とかな」
「猫人の忍とか」
「装備もよくて職業に向いてる種族」
「そやから強いな」
「レベル一でもそれなりにな」
二人は彼等と戦ってもこのことがわかった、それ以外にもだった。
ポイズンスライム、毒を持ったスライムを前にしてだ。アミンはハリムに言った。
「ポイズンスライムはポイズンスライムでもな」
「ああ、こんなでかいのはな」
ハリムもそのポイズンスライムを見る、見ればその大きさは普通のポイズンスライムの何十倍はあり二人よりも遥かに大きい。
「おいらもはじめてや」
「そやな、ポイズンスライムもな」
「最低ランクのモンスターや」
毒を持っていてもだ。
「正直な」
「それでもな」
「ここまででかいとな」
「正直強いで」
「でかい分だけな」
「そやからや」
アミンは本気の目だった、ハリムにその目で話す。
「ここはや」
「自分は精霊を出してな」
「自分は剣で戦ってくれるか」
「本気でな」
「手を抜かんでな」
こう話してだ、二人は実際にだった。
巨大ポイズンスライムに本気で向かって倒した、二人の星の者達が全力で戦うとどの様なモンスターも一瞬で倒せる。
それで巨大ポイズンスライムも倒したが。
アミンはモンスターを倒し金塊を手に入れてからあらためてだ、ハリムに話した。
「弱い様でな」
「それでやな」
「妙に強い奴がおったりな」
「レベル一なりに強かったり」
「でかかったりしてな」
「変に気が抜けへんな」
「そうした洞窟やな」
こう言うのだった。
「ここは」
「ほんまにな」
「変な場所やな」
「ああ、確かに最低ランクでも」
「気を抜くことは出来ん」
「そうしたところやな」
こうも話した、そしてだった。
二人は洞窟の隅から隅まで歩き回り洞窟の中の財宝も手に入れた、その中で無数のモンスター達との戦闘があったが。
どのモンスターも最低ランクであったが癖があった、中に強いものが紛れ込んでいたり装備がよかったりその職業に合った種族であったり巨大だったりしてだ。
二人は最初から最後まで気を抜かずに戦った、元々油断しない性格の二人だったがことなきを得たが。
二人は冒険を終えて洞窟を出てだ、街に戻りギルドに依頼を終えたことを報告してから飲み屋でサテやカンクン=プラチャン、イカン=アサム=ペダスやアヤム=ペルチッ、ナシ=ゴレン等のマレーシア料理にニョニャ料理という中華とマレーが混ざった料理からラクサ、アチャー等にデザートのアイス=カチャンそれに酒を頼んで飲み食いしつつだ、そのうえで話をした。
アミンは酒と料理を楽し
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