第一章
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弱い敵も
アマッド=アミンとモハメド=ハリムはこの時アミンの神託でマレーシアクアンタンの中に蓋委rでいた。
そこでだ、街のギルドに神託を探して入るとだった。
「近所の洞窟にか」
「はい、モンスターが大量に出まして」
「それの退治がか」
「このギルドに依頼が来ていまして」
「そうなんやな」
「それでなのですが」
ギルドの窓口の役人、若いダークエルフの女が言った。見れば顔立ちは整っているが胸はどうにもだ。
「実はどなたもです」
「引き受けへんのか」
「出没するモンスターはスライムやレベル一のならず者ばかりで」
「レベル一?」
「はい、後は小動物や昆虫系の」
「やっぱり低レベルのかいな」
「モンスターばかりでして」
役人はこうアミンに話した。
「皆さんそんなモンスターならとです」
「引き受けへんか」
「最近どの冒険者もレベルが上がって」
これは政府の政策もある、冒険者のギルドを創設して冒険者達に効果的なクエストを提供する様になり合理的な成長も促進させているのだ。
それでだ、レベルの低い冒険者も減っているのだ。
「駆け出しの方も」
「その人達もかいな」
「はい、これといって」
どうにもと言うのだった。
「引き受けたがらないです」
「それは何でや」
「確かに洞窟にいるのはレベルの低いモンスター達ですが」
まさに最下級のだ。
「しかしです」
「ああ、洞窟自体は広くてか」
「罠もないですが」
それでもというのだ。
「複雑な造りで」
「洞窟自体は駆け出し向けやないか」
「ですから」
それでというのだ。
「そうした方には勧められなくて」
「それでかいな」
「中級以上の人にと思っていますが」
「その中級の人等はかいな」
「そなたも引き受けなくて」
「自分等がそんなレベルの低いモンスター相手に出来るか」
「そう言われて」
こうアミンそしてハリムに話すのだった。
「どなたもです」
「難しい問題やな」
「中級の方なら」
「そやったらな」
アミンもハリムも身分を隠している、その立場で二人に話した。
「僕等が引き受けるわ」
「やってええか」
ハリムも役人に話した。
「洞窟に入って」
「そうしてええか」
「引き受けて下さるなら」
それならとだ、役人は二人に笑顔で応えた。そうしてだった。
二人が洞窟に向かうことが決まった、こうして彼等は街を出てそのうえで洞窟に向かうことになったが。
その道中でだ、アミンは隣にいるハリムに話した。
「さて、モンスターの話を聞いたけど」
「スライムとかゴーストとかな」
「あと蝙蝠に大鼠に大百足」
「別にな」
「強いどころか」
アミンは亀人の顔をどうかというものにさせて述
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