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神への生贄
第三章
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「そや、それでな」
「明日の朝になったらな」
「出発しよな」
 こうスーンに言うのだった。
「日の出と一緒に」
「そやな僕等にはまだやることがある」
「世界を救わなあかん」
「そやからな」
「明日の朝出発や」 
 次の目的地に行く為にとだ、ロシティーはスーンに笑顔で話した。そうして今は飲み食うのだった。神託を適えたことを喜んで。


神への生贄   完


                 2019・3・20
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