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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第73話:Counterpart
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でられているルインもルインで嬉しそうにしている。

「ゼロ、ルイン」

「エックス、あそこにいたわ」

ゼロとルインを捜していたエックスとエイリアが、声をかけてくる。

「エックス…それにエイリアか?」

エックスと、そして今では完全にハンターベースに馴染んだ科学者兼臨時オペレーターのエイリアの姿にゼロは顔を向けた。

「彼は?」

カーネルに初めて会うエックスはゼロに尋ねるが、それよりも早くカーネルが答えた。

「私はレプリフォースのカーネルだ」

「カーネル…あのレプリフォースの…私は第17精鋭部隊隊長エックスです」

「あのエックスか…貴殿の武勇伝は聞き及んでいる。過去の大戦を鎮圧し、あのシグマを下したと。貴殿さえ良ければの話だが、是非手合わせしたいのだが」

「あら?丁度良いじゃない。新たに復元したサードアーマーの性能チェックも出来るし」

「感謝する。訓練所を借りるぞ」

「え?え!?」

訓練所に向かうカーネルに引っ張られていくエックスと、それを追い掛けるエイリア。

「…せめてエックスの了承を聞いてから連れていけよカーネル…」

「す、すみません…兄が…」

「まあ、大丈夫だろう。エックスもあいつみたいな性格のタイプはよく知っているしな。それよりもアイリス。こいつと友人だってことはこいつが確実に迷惑をかけているんだろうが、これからもこいつをよろしく頼むぞアイリス」

「は、はい」

「ちょっとゼロ!!何その言い方!!?寧ろ私がアイリスのお世話をしてるんだから!!」

「それは有り得ないな」

「酷い!!ゼロの馬鹿!!」

アイリスはゼロとルインの会話を見ながらゼロは思っていたよりも怖い人物ではないとほっとした。

せっかくなのでエックスとカーネルの模擬戦を見ていくことになった。

イレギュラーハンターが誇る第17精鋭部隊の隊長とレプリフォースが誇る陸軍士官の模擬戦にかなりのハンターが見物に来ていた。

「それではよろしくお願いします」

エックスはエイリアが再び復元したサードアーマーを身に纏い、特殊武器を幾つか装備する。

「お互い正々堂々と勝負しよう」

対するカーネルもまたビームサーベルを構え、エックスと相対する。

「それでは模擬戦開始!!」

エイリアが叫ぶとカーネルはビームサーベルを構えながらエックスに凄まじい速さで斬り掛かって来る。

「(速い!!)」

想像以上の速さに一瞬目を見開くが、エックスもこれと同等のスピードを持つレプリロイドと戦ったことがあるため、すぐに対応出来た。

「フロストシールド!!」

予めチャージしていたバスターを構え、チャージフロストシールドで氷の盾を出現させると、カーネル
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