ハイスクールD×D 斉天大聖
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れてます」
バラキエル様が苦虫を噛んだような顔をしている。小言でアザゼル様をボコるとか聞こえたけどスルーしておく。
『こちらで連絡を入れておく。神器所有者の保護もな。とにかく朱乃を追ってくれ』
「アラホラサッサー」
というわけでアーシアに迎えが来るからそれまでレイナーレ様に近づかないように指示を出しておく。ドーナシークにもアーシアを守るように伝えておく。最悪、後ろからバッサリ殺れと。責任はバラキエル様がとってくれるからと伝えておいた。
「というわけで急ぐッスよ!!場合によっては撤退するッスけど」
「撤退?なぜだ」
「カカロットが寝技に持ち込んでいたら時間を置いたほうが良いっしょ?」
「寝技?ああ、なるほど。だが、そんなことになるか?」
「なんだかんだでフェニックス家の令嬢を落としてるんすよ?そっち方面も鍛えてたらどうするんッスか」
「ほぅ、そっち方面を仕込もうとしていた本人が言うと説得力があるな」
「逃した魚はデカかったッスね」
本当に惜しいことをした。結構好みな見た目に成長してたのは本当に惜しい。母親ポジションでおちょくるしかないッスね。
送られてきた住所を訪れてみれば、都会とまでは行かずともそこそこ発展している地方のちょっと片田舎で、豪邸とまでは行かないけどそこそこ金持ちと思われる家だった。周りは畑が広がり、裏には山がある。ちょっと調べればそれら全てが私有地っぽい。意外でもないが手堅いチョイスだ。
「くっ、本当に逃した魚はデカかったッス」
「後回しにしろ。それよりも朱乃様はまだ到着してないのか?」
「どう見ても既に到着してるじゃないッスか。外からでも見えるぐらいに不死鳥と八咫烏のオーラが見えるじゃないッスか」
争い合う気配はまだないけど、睨み合いにはなっている。ここは待ちの姿勢ッスね。犠牲は一人で良いッスよ。
「と言うわけで撤退ッスよ。街に戻ってケーキバイキングに立て籠もるッス!!」
「おい、仕事を放棄して良いのか」
「修羅場に突撃したいと?さすがにカカロットに会いに行く道中で襲われてたりしたら戦うッスけど、女同士の修羅場なんて絶対に嫌ッス!!あと、別に命の危機は無いッスからセーフセーフ」
「確かにそうだが」
「ほら、あとは若いのに任せて年寄りは年寄り同士仲良くしましょ」
睨み合いになること10分、そろそろ介入したほうが良いだろう。
「レイヴェル、すまないがしばらく席を外してもらえるか?」
「カカロット様、ですが」
「後で色々と話すよ。すまない」
「……わかりました。少しだけ出てきます」
「ごめんね。それから近くに
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