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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第55話:Return
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関係ない!!貴様らの悪事は根刮ぎ叩き潰すとな!!」
「うむ、伝えておこう」
ヴァジュリーラFFを支えながらマンダレーラBBは頷いた。
「やいやい!逃げようってのか!?」
「どう解釈しても構わんよ。我らはドップラー様に確実な勝利を捧げる為に戦っている。0.1%でも確実性が失われるのなら新たなる強化を以て任務を遂行するだけ」
転送の光に包まれ、ヴァジュリーラFFとマンダレーラBBはハンターベースから去ろうとする。
「てめえ!!逃げんなあっ!!」
飛び掛かろうとするホーネックをエックスは手で制する。
「良いんだよ…今の状態で深追いするわけにはいかない…ゼロ…大丈夫か?」
「この程度のダメージなら問題ない。全く、無茶しやがって」
どうにかナイトメアポリスの襲撃を凌いだエックス達は喜びを分かち合う。
「二度と鬼には戻らねえだと?眠てえことを言いやがるぜ。俺が引き戻してやるさ…お前を鬼にな…」
そんなエックス達の姿を冷たい目で見ている者がいることに気付かずに。
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