4部分:四.後の世のこと
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四.後の世のこと
四.後の世のこと
死んでしまった後のことをいつも心に忘れないで御仏の述べられることに無関心でない。これは素晴らしいことです。
ただどうにもそれができている方が少ないように見受けられるのは残念なことであります。口ではよく御仏を尊ぶべきという方が実際はどうかというとその行いは御仏の御教えに甚だ沿っていない、これは嘆くべきことです。しかし御自身は気付かれていない場合も多い。これもまた悲しいことです。
御仏のことは誰もが知っていてその御教えもまた知っていることです。しかしそれでもそれを実際に行っている人は少ないもの。このことを思うとどうしても嘆きが出てしまいます。かく言う私自身そうではないかと自問自答しそのうえでまた溜息なのですが。そうして思うこのことは。自分への戒めにもまたすることにします。
死んでそれで終わりではなくまたそれからもありずっと御仏のことを忘れないでいる、それができている方が素晴らしいのはできていない方があまりにも多く自分もまたそうなのですから。だからこそ素晴らしいことなのを今ここで書かせて頂きました。まことに御仏の述べられることは尊く口で言うのはこのことそれ自体は容易いがそれを行うことはとても難しい。それを思わずにいられません。
後の世のこと 完
2009・4・19
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