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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百七十八話
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振り替える。
「にゃぁ〜」
なんとなくバカにするニュアンスだけはわかった隊員が起き上がる。
「捌いてシチューにしてやる!」
「ふみ”ゃぁ!?」
どうにかこうにか隊員を振り切った黒猫。
喉の渇きを覚え、自販機の下へ。
「にゃおおぉぉぉぉぉぉん」
一鳴きすると、黒猫のシルエットが変わっていく。
「ふぅ…完全獣化って出来る物なんだな…」
そこに立っていたのは猫耳をはやした幼女だった。
「魔法科の法則完全無視だなこりゃ」
『でも物語シリーズの法則には反してないよ、ますたー。まぁ、タイトル詐欺だけど』
自販機にコインを入れ、コーラを買う。
猫耳幼女がプルタブを開けようとした瞬間、トスッという音と共にナイフが缶に刺さっていた。
ブシャァ!とコーラが溢れる。
「ひゃひぃっ!?」
猫耳幼女が顔を向けた先には、銀髪眼帯の少女が居た。
「貴様、何者だ! モンスターの類いか!?」
「おやおやこれは…」
銀髪眼帯幼女が黒髪猫耳幼女にナイフで切りかかる。
黒髪猫耳幼女が腕でそれを受けると、ナイフは進むことなく肌で止まった。
「おいおい俺が何したってんだよ?」
「黙れ。貴様は教官に近づいて何をするつもりだ」
「あー。なんか勘違いしてるみたいだけど、俺はカルタフィルスとは無関係。寧ろ君達の味方だ」
黒髪猫耳幼女が銀髪眼帯幼女のナイフもろとも握り、投げた。
「俺は織斑一夏。初めましてかな? 妹よ」
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