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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百七十七話
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千冬はコアを使ってジャージに着替えると、ドアまで走り、開けた。
「何の用だクラリッサ」
「えーと、教官と連絡が取れなくて皆が心配しています」
「メールを送っただろう」
「皆またカルタフィルスと斬りあってるんじゃないかって言ってました」
「そうか」
そこでクラリッサが抱いていた疑問を口にした。
「ところで教官。その犬耳と首輪はいったい…」
バタン! とドアが閉まる。
「おい一夏!? なぜ言わなかった!?」
「いう前に姉さんが出ていったからでしょ……」
「くっ…」
そこでクラリッサがドアを開けた。
「教官。誰と話して………………え?」
クラリッサの目が猫耳幼女♂に釘つけになる。
「きょ…きょうかん…」
「…………なんだ」
「妹さん…………ですか?」
「いや、コイツは男だ」
クラリッサがハッとなる。
「教官のツバメですか?」
(いや、妹じゃなくて男だと言ったら普通弟だろ…というかなぜそんな言葉を知っているんだドイツ人)
ガシィ!という擬音が、一夏の中で再生された。
「クラリッサ」
クラリッサの頭を片手で掴んだ千冬が告げる。
「ふぁい!」
「コイツは私の弟だ」
ギチギチギチギチ!
「わ、割れる!頭が割れます教官!」
「返事は?」
「や、ヤヴォール!」
そのままソファーに投げられたクラリッサ。
「姉さん、やり過ぎじゃない?」
「この程度では黒兎はつぶれんよ」
起き上がるクラリッサ。
「にゃおん」
「はぅっ…!?」
の隣に座って媚びを売る(からかう)一夏。
「きょ、教官。このケモミミは…」
「ああ。天災兎印の薬だ」
「な、なるほど」
クラリッサが一夏の猫耳に触れる。
「ふみゃぁぁ…」
「おと………………こ?」
一夏がクラリッサの膝の上で腹這いになる。
クラリッサが顎を撫でてやると…。
「にゃぁぁぁん………ごろごろ…」
「ふぐぅっ……!」
とクラリッサが鼻を押さえる。
「一夏。そんなやつでもシュヴァルツェア・ハーゼの隊長だ。使い物にならなくなると困る。そこら辺にしておけ」
「ふぁーい」
のそのそとクラリッサの膝から降りる一夏。
「で? クラリッサはどうだ?」
「撫でるの上手いねー。この人。撫でるの上手い人は好きだよー」
「本当…猫だなお前」
千冬がウイスキーの瓶を出す。
「え? 今から飲むの? まだ昼だよ?」
「どうせ休みだ」
「ハルフォーフさんは幾つ?」
「私は19です」
「アウトじゃね?」
「ドイツでは16
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