忍者VS横島
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『そちらこそネギ坊主に何をしたでござる?』
『いやまて!俺は?????』
横島が状況を説明する前に楓は攻撃を仕掛けてきた
忍者らしく素早い動きだった
(こりゃなかなかいい攻撃してくるな、こっちの世界でもそれなりに力はありそうだが)
(当たらない!只者ではないと感じたが)
楓は驚くと同時に嬉しさを感じていた
自分の力を思う存分に発揮できると思ったからだ
『貴殿は何者でござる?名前は?』
『横島忠夫だ、とにかく話せばわかる!』
『拙者は甲賀中忍!長瀬楓!参る!!』
楓は16分身の技を使った
『げっ!まじで忍者かよ』
凄まじい攻撃に横島は驚く
(長瀬さん、本当に忍者なんだ)
なんてネギは少し観客のような気分になっていた
しかし
楓の攻撃はことごとく避けられ返される
(当たらない、そればかりか)
『楓ちゃんだっけ?そろそろ終わりにしない?』
『まだこれからでござるよ』
『もう勘弁してくれ!避けるのも疲れるんだぞ!女の子には手は出せんし、こんな可愛い子となぜ戦わないとあかんのだ!』
楓はふと可愛いと言われたことに
動揺してしまう
(可愛いと言われるのは久しぶりでござるな、やっぱり大人の余裕ってやつなのか)
『だからそろそろ分身は終わらせてくれ』
『なぜ拙者に言うでござる?』
『何故って君が本体だからだよ!』
楓は横島が本体にのみ話しかけてくることに驚いた
『どんだけ分身に力を注いでも本体とは霊体が違う!俺は目も勘もいいからな!』
『本体並に力を注いだつもりでござるがまだまだ見誤ったでござるか!!』
『早く終われよ!俺はネギを探しに来ただけだしな』
楓は分身をやめる
横島も安心して力を抜く
『ネギ!お前は早くフォローしんか!!』
『すいません、長瀬さんの技に見とれてしまって』
ようやく落ち着いて話せるようになった
『全く!ネギにはこんな女子大生の知り合いがいるなんてな、是非紹介してもらいたいぐらいだぜ』
『横島殿!拙者はネギ先生の生徒でござる』
横島は考えた
確か小竜姫は中学生のクラスになったと言っていた
つまり??????????
『長瀬ちゃんは中学生!?!?』
『どこを大学生と間違えるでござるか!!』
苦無を横島に突き刺す
『悪かった、謝るからそれをしまってくれ!』
『わかれば良いでござる』
『じゃあ楓ちゃんだな、しかし忍者って凄いな』
『横島殿は何者でござる?ここまで手も足も出ないのは久しぶりで正直悔しいでござる』
横島としてはそこまで何をした訳でもないが
回避能力だけは人一倍にあるために
特に力を出したわけではないのだった
『いやいやその歳でここまで出来たら凄いよ、俺はもう少したってからだからな、力に目覚めたのも』
『それは詳しく聞きたいでござるが』
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