暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第36話:Meyer Ruby
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
迎えを…』

「ああ、頼むよ……あっ!?」

『どうしたのエックス!?』

驚いたような声を出すエックスにエイリアは驚きながらも尋ねる。

「エイリア、今から俺の視覚情報を共有する!!凄い物が見れるよ!!」

『凄い物…え?嘘…?』

そう、エックスが見せたかったのはこの時代では絶滅したはずのイルカであった。

『そんな…イルカは既に絶滅しているはずなのに…』

「多分、まだ僅かに生き残りがいたのかもしれない。そして姿を現した原因はマイヤールビーだよ。マイヤールビーが基地の破壊で粉々になったことでマイヤールビーのエネルギーがこの海域の生命体に力を与えたんだ…」

『そんなことが…マイヤールビーにそんな力があったなんて…』

「確証はないけどね…近い内にここの生物は保護した方が良いかもしれない。彼らを未来に遺すためにも…この奇跡を無駄にしないためにも」

『奇跡…そうね、後で海上警備隊に連絡を入れておきましょう…』

エックス達は跳び跳ねるイルカを見つめる。

この奇跡を目に焼き付けるように。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ