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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第36話:Meyer Ruby
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が救いか…今から輸送船が沈められた海域に行きます!!」

「待ってエックス!!地上用のレプリロイドであるあなたは水中で満足には動けないわ!!」

「だけど…」

「水中用の装備を手配するわ」

エイリアがエックスのために水中用の装備の手配をし、エックスは背中に外付けのジェットパックを装備して出動した。

「っ…成る程、これは予想以上に動きにくいな」

水中のためか何時もより動きが鈍い。

もしエイリアが水中用のジェットパックを用意してくれなければ素早い動きは不可能だった。

慣れない水中ながらも何とか此方に向かってくるクラゲのようなメカニロイドを撃破していくが、背後から元々先程のメカニロイド…ジェリーシーカーを休ませたり、整備や補給をするための母艦として開発された深海作業艇で今は輸送用に改造されているが、追尾ミサイルやレーザー光線などを装備したシーキャンスラーがエックスを追い掛けてくる。

エックスは追い付かれないようにジェットパックの出力を上げながらシーキャンスラーの周囲を動き回ってチャージショットを叩き込む。

水中用の調整を施されているために水中でもエネルギーが放電されてしまうこともなく放てるのだ。

「よし、チャージショットが撃てる!!」

ケインの調整が上手くいったことにエックスは至近距離でショットを連射してシーキャンスラーを破壊していく。

時折ミサイルが飛んでくるものの、チャージショットで薙ぎ払うとエックスは止めとばかりにチャージショットを放って破壊した。

一方、深海基地の司令室に相当する場所ではクラブロスが輸送船から奪ったマイヤールビーに舞い上がっていた。

「これだけのマイヤールビーがあればどれだけの儲けになるでしょうか?」

「まあ、待たんかい。今計算中や…今、貯金箱に入っとる金や宝石、マイヤールビーも合わせて〜90億ゼニーや!!」

「90億ゼニー!?それだけあれば…」

部下のレプリロイドが最後まで言い切ることは出来なかった。

何故なら上から放たれたチャージショットがクラブロスの部下の頭部を粉砕したからだ。

「あ?何や何や?」

部下のエネルギー源となっていたマイヤールビーを回収しながら上を見上げるとエックスがクラブロスにバスターを向けていた。

「クラブロス…人々を守るイレギュラーハンターでありながらこんなことをしていたのか!!」

「あ〜?何やエックスやないか。久しぶり…って言うべきなんか?昔は随分甘ちゃん面やったのに随分と変わったやんか…甘ちゃん卒業おめでとうやな」

クラブロスがどうでも良さそうに回収したマイヤールビーを貯金箱に放り投げると口に相当する部分に入った。

『毎度ぉ〜只今の品物で現在総額90億8900万とんで1
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