未知の実力
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の?』
『そうですね、まだまだ準備体操の段階でしょうか?横島さんの本気はなかなか見れないですから』
『ここまでとは』
学園長が1番驚いているのであろう
高畑の実力を知っている者としては信じられない光景
ネギは驚いているだけで二人の戦いをずっと見つめていた
『あと1発で終わりですね、高畑さんもそろそろ本気出したらどうですか?このままだとすぐに終わってしまいますよ』
『正直に言うよ、横島くんの実力は僕が思っている以上の物だとわかったよ、じゃあ遠慮なく』
高畑は両手に力を込める
魔力と気を合成・融合し、身の内と外に纏う事で莫大なエネルギーと強大な力を解き放った
『咸卦法!!』
『これはなかなかですね、こちらの世界の力と気を混ぜ合わせると言った感じですかね』
『随分と余裕あるみたいだけど、さっきまでとは全くの別物だと思ってくれていいよ』
高畑は物凄いスピードで動き始めた
横島は目で追う
(確かに速いがそれもこっちの世界のレベル)
それ程横島の実力は昔とは違う次元にいるのだ
『豪殺居合い拳!!!』
先程とは比べ物にならない威力と速さ
横島はギリギリを見極めて
軽くダメージを受ける
『おお、危ねぇーー』
『さすがに避けれなかったみたいだね』
高畑は少し安心した様子をみせる
横島としては痛いことは嫌いだが相手のプライドも少しは理解できる
よってここらで少しは実力を出そうと考えた
『では俺も力出しますよ』
そう言うと両手に力を込める
霊力を上げていく
『サイキックソーサー!』
『あれが横島くんの技ってことか』
高畑は未知の能力に戸惑うが攻撃こそ最大の持ち味
豪殺居合い拳を横島に放った
サイキックソーサーをそれに向け投げると爆発が起きる
『ふ、防がれた?!』
『来るとわかっていれば防御は簡単ですよ、後は高畑さんの実力と攻撃の威力さえ解ればこれぐらいは』
その後も何発か放ったが
その度に防がれる
最後の切り札はここでは使うまいと考えている
高畑としてはもはやここまでと言ったところになった
『じゃあこれで終わりにしましょう』
『横島くん!?そうだね』
二人は距離を取り力を貯める
『『豪殺居合い拳!!』』
同じ技を出し威力を相殺し
お互いのパンチが掠めた時点で終わりだった
『3-2で俺の勝ちっすね』
『はっきり言って僕の完敗だね、結局は横島くんの実力は全くわからなかったよ』
『いやいや全然余裕なかったですよ』
結局は文珠も使うことなく終わる
小竜姫は横島の元へと駆け寄った
『お疲れ様でした、どうでしたか?久しぶりに人と戦った感想は?』
『もう遠慮したいですね、俺は荷物持ちで充分だったんですから』
あくまでも横島は横島
強くなっても戦いは嫌いなままだった
そんな戦いを小竜姫は
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