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銀河転生伝説
第6話 ハプスブルクの日常
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要求とかして無駄に騒ぎ立てれば治安維持局に友愛という粛清をされるしね。

まあ、こういった制度が整っているあたり、日本出身の転生者は意外と多いんじゃないかと想像してしまう。

ん、目的地に到着したか。
存分に羽を伸ばすとしよう。

・・・・・

「なるほど、そんなシチュが……。ところで同志G、私はここ最近までイゼルローンにいたので我々の活動状況がどうなっているか分からん。近況について報告してくれたまえ」

「ハッ、ここハプスブルク領においては順調に右肩上がりを続けており、先日は新しいエロゲ会社も設立されました。これに関しては今後に期待です。また、新ソフト『ハレときどき妹』、通称『ハレ妹《いも》』も発売され、近く彩《あや》たんのフィギュアも……」

「同志G、君が妹好きなのは分かっている。その話は後で聞くから今は報告の方を優先してくれ。では同志B、フェザーン、自由惑星同盟への布教はどうなっている?」

「フェザーンでは萌え文化は計画通り広まってきており、何も問題は無いかと。しかし、自由惑星同盟では規制が厳しくなり、我々の布教活動の成果は当初の予定を大幅に下回っています」

「やれやれ、まったく何が自由の国だ。所詮は帝政への反発から出来あがった国家、我々の崇高な理念を規制しようなどとは度し難い所業だ。ブラックホールに投げ込んでやりたいぐらいだよ」

「どうしますか?」

「別に慌てる必要は無い。それに、これは無理やり押しつけるものでもない。我々はただ広めるのみだ」

「なるほど………」

「同盟が規制を出したことは2chにうpしておけ。未だやつらに幻想を抱いているバカが減ることは良いことだ」

「ハッ!」

「では、本日の会合はこれにて終了する。萌えを銀河に!」

「「「「萌えを銀河に!」」」」


* * *


俺は第六次イゼルローン攻防戦の功績で中将に昇進、個人旗艦としてヴィルヘルミナ級戦艦ウィルヘルムを貰った。

つーか、ネームシップのヴィルヘルミナって現宇宙艦隊司令長官ミュッケンベルガー元帥の母親の名からきてるんだよね。

艦に自分の母親の名前つけるって………ねぇ。
ちょっと引くわ〜。

俺も原作の第二次ティアマト見るまでヴィルヘルミナってオランダ女王からきているんだと思ってたよ。
やっぱあのおっさんはマザコンだな。

ま、そんなことはどうでもいいや。

同型艦にはブラウンさんちのベルリンやリッテンさんちのオストマルクなどがある。
普通、個人の専用旗艦が与えられるのは大将になってからなんだが……さすがハプスブルクの家柄、パネェ!!

そうだ!
ウィルヘルムの艦長をシュタインメッツにしてもらおう。
ブリュンヒルトがラインハルトに渡る前にシュタイメッ
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