暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第34話:Possibility
[1/6]
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
突如エックスの前に現れたレイダーキラーの攻撃をかわしながらタイミングを見計らってチャージショットを撃つためにチャージを開始し、レイダーキラーはエックスのパターン検索を行った。
『シミュレーションパターンNo.1〜17検索…パターンNo.7。回り込む素振りから反転…』
レイダーキラーにインプットされたデータ通りの動きをエックスはしてしまう。
「あの巨体では素早くは動けないはず!!この動きには対処出来ない…なっ!?」
エックスがレイダーキラーにチャージショットを放とうとしたバスターを向けようとした瞬間、レイダーキラーのレーザーを受けてしまう。
『シミュレーションパターンNo.93〜No.127検索中…』
エックスに攻撃を当てたレイダーキラーは攻撃を受けた直後のエックスの次の行動のパターン検索を開始した。
「もらった!!」
『パターンNo.106、煙に紛れて上空からの攻撃』
そしてエックスのチャージショットがレイダーキラーに迫るが、既にレイダーキラーはチャージショットへの対策を取っており、バリアを展開した。
「バリアだと!?」
そして攻撃直後の隙を突いてレーザーを放ち、エックスはまともに喰らってしまう。
「くそっ!!何とかしなくては…ぐあっ!!」
起き上がろうとしたところでレーザーを受けてまた吹き飛ばされる。
『これは当然の結果だ…敵は確実にエックスの動きを先読みしている。どう足掻いても……』
その時、マザーの端末の後ろから現れた人物にバスターを向けられた。
「おい…エックスに奴の倒し方を教えろ…でないと風穴が開くぜ?」
エックスには聞かれないように小さい声で端末に脅しをかける。
『わ…分かった…エックスよ…良く聞くのだ…今のままでは敵には勝てない…』
すぐにエックスの電子頭脳とリンクし、エックスに自身の声を届かせる。
「(電子頭脳の中に直接話しかけてくるのは…誰なんだ?)」
『私はマザー…このセンターのメインコンピューターだ。尤も私はその端末だがな。』
「マザー…」
エックスは自身に語りかけてくるマザーの言葉に意識を向ける。
『今、お前が戦っている敵は私の端末のカメラを通して得たお前のデータが入力されている……つまり、お前の戦い方は既に読まれているのだ…敵に勝つためにはお前が“入力されているデータ”にないことをするしかない』
「(データに入力されてないこと…?)それなら…ラッシングバーナー!!」
エックスは腕をバスターに変形させるとラッシングバーナーの火炎弾を自分に当てた。
『!?』
『!?エックスの行動、理解不能。理解不能…理…解…不Noーっ!!』
自分への攻撃にレイダーキラーがパターン検
[8]
前話
前書き
[1]
次
最後
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ