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Knight's & Magic & Carrier 7
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ペルカから納品された銀凰騎士団の新たな旗艦、クォーター級1番艦、マクロスを徹底的に調査している。そしてその出来に脱帽する。

「さすがトールですね。今持てる全ての技術がこの艦に注ぎ込まれています。僕の斑鳩以上のこだわりが感じられます」

「なあ、幾ら何でもあの大砲は不味いだろう。大型のダインスレイブ以上の化物じゃねえかよ!?しかも、超小型のダインスレイブまであるんだが!?」

親方が慌てていますが、先日の通信で飛竜艦の開発者が北の方で目撃されたと聞いていますからね。今も生きていて士官先を探している時点で第二の飛竜艦が現れる。出くわしたら何としてでも潰せという意思表示でしょうね。少なくとも数十年は、自分が生きている限りは許すつもりはないんでしょう。

「トールが言うにはこれが本来のダインスレイブの大きさらしいですよ。使い捨てでコスパが悪いからと大型化して艦に取り付けていたのが今までの物です」

「だからって、格納庫に搭載できるシルフィーネの数だけあるんだが」

「攻撃力の低さを補ってくれるということです。実弾ライフルの一発限りの強力なものだと思えば問題ないはずです」

カルディトーレをすぐにダインスレイブ搭載機に改装する設計図も送られて来ていたのは内緒にしておこう。右腕と一体化したダインスレイブの本体はこっそり作っておくけど。

「さて、とりあえずはマクロスの習熟訓練ですね。性能から何から勝手が違うでしょうし、新技術もてんこ盛りですから」

「その分、予算もてんこ盛りなんだろうが!!なんだこの請求書の額は!?」

「ファットアンクル70隻分ですね。まあ、ファットアンクルが安すぎなのですが」

「ムスペルヘイム改の倍以上じゃねえか!!」

「その価値は十分にあります。トールが僕たちに相応しい艦として用意したんですから」

「つまりどういうことだ?」

「無理無茶無謀に付き合わせても頑張ってくれる男の子です!!いや、船ですから女の子かな?あと、名前が示すとおり完成度25%で随時バージョンアップを施していくそうですから」

「25%って、問題じゃねえか!?」

「普通の飛空船としては100%です。それで20%、残りの5%はあのマクロスキャノンで占められています。まあ、僕たちが生きている間に50%に到達すれば良いなぁ程度に考えたほうが良いですね」

可変機構までは絶対に盛り込むはずですし、ピンポイントバリアまでは意地でも完成させるでしょうが、その先が厳しすぎます。恒星間航行にフォールドは無理でしょう。

「あの大砲、そんな名前だったのかよ」

「アレはいずれクォーター級の連綿を継ぐ全ての艦の代名詞の一つとなるはずです。マクロスキャノンが無いのなら別の艦の方が良いに決まっています」

「代名
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