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この素晴らしい世界に文明の鉄槌を! -PUNISHMENT BY SHOVEL ON THIS WONDERFUL WORLD!-
六丁
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している。
フェイベルは左側だ。
「これはな、龍の瞳を入れたからなんだ。くははは! 我は龍の力を手にし! 最強の座を手に入れたのだ!」
テキトーにポーズを決めるとモブABCDEFGが拍手をした。
やー。こいつら単純で扱いやすくてありがたいわー。
「ではさらばだ」
フェイベルと共にモブABCDEFGの間を抜けて里の外へ向かう。
すれ違い様にめぐみんとゆんゆんにはサインを送っておいたのですぐに追い付くだろう。
里の外の森の入り口でフェイベルと待っていると二人が走ってきた。
「にゃんにゃん! 説明して!」
「どうどう。落ち着けゆんゆん」
ゆんゆんを落ち着かせて、フェイベルの事を大まかに話す。
「わかりました…一応納得しておくわ」
「そりゃありがてぇ」
「それで、その眼帯はどうしたんですか?」
ふむ…まぁいいか。
フェイベルと頷き合い、同時に眼帯を取る。
「「な!?」」
二人が驚くのも無理はない。
俺たちは互いの瞳を入れ換えているのだから。
「フェイベルは龍だ。瞳は絶対に隠せない。だから眼を入れ換えた」
右目を、交換した。
俺の右目はフェイベルの龍の瞳。
フェイベルの右目は俺の人の瞳。
「これでパパと視覚を共有できるのです」
フェイベルが嬉しそうに言った。
「い、痛くなかったの?」
「パパはお医者さんよりすごい技術を持ってます! 十秒でおわりました!」
痛覚遮断して、互いの眼を抉って、嵌め込んで、回復魔法で定着させる。
十秒で済む作業だ。
「さて、二人とも。今日も狩りの時間だ。フェイベルに無様な所見せるなよ?」
森に入って狩りを始める。
今日の分の獲物を狩り終えた時だった。
「パパ! わたしも戦いたいです!」
上目遣いのおねだりだとっ!?
「んー。気を付けろよ?」
「はい!」
ちょうど現れた初心者殺し。
フェイベルはそれと相対すると…。
「わああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっっっ!!!」
フェイベルの大声。
否、咆哮。
龍種という絶対強者を前にし、初心者殺しが怯える。
一歩一歩フェイベルが近づく。
そして、その手を初心者殺しの額に当てた。
「ドレイン」
フェイベルが大虎の生命エネルギーを吸い取る。
やがて虎は、灰と化した。
フェイベルは満面の笑みを浮かべて駆け寄ってくる。
「どうでしたかパパ!」
可愛い! 俺の娘は世界一可愛いに違いない!
思わず抱き締めてしまう。
「ああ! えらいぞー! よくやったなーフェイベル!」
「えへへへ〜」
可愛いは唯一絶対不変の
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