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この素晴らしい世界に文明の鉄槌を! -PUNISHMENT BY SHOVEL ON THIS WONDERFUL WORLD!-
五丁
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らあげますからスキルポイントだけはっ…!」

「ちょっとめぐみん普通逆でしょ!?」

哀れゆんゆんのツッコミは無視された。

「ふへへ…じゃぁお嬢ちゃん…ここで脱いでもら」

ごすっ! そこでゆんゆんの拳骨がにゃんにゃんに落ちた。

「流石にそれ以上はだめだよっ!」

ゆんゆんは顔を真っ赤にしている。

「ちぇー、いいところだったの…ゆんゆんって本当に空気読めないですよね。
にゃんにゃんが本当に私を犯す訳無いじゃないですか」

「私が悪者なのっ!?」

「うぁー…痛い……まぁ、ゆんゆんで遊んだのは謝るからさっさと狩りに行こうぜー」

にゃんにゃんはキュアと呟いて立ち上がった。

「さ、行こうか」











「woooooooooooo!!!」

「一撃熊一匹上がり」

にゃんにゃんはバインドで一撃熊を縛り上げ、その目の前にたっていた。

「にゃんにゃん、どうして絞めないんですか? ゆんゆんの養殖ですか?」

「いや、お前達には見せた事はなかったなと思って」

にゃんにゃんがしゃがみ込み、一撃熊の頭に手をのせた。

「ドレイン」

一撃熊の力がにゃんにゃんへ流れ込む。

やがて、一撃熊が動かなくなった。

「にゃんにゃん? もうそこら辺でいいと思うのですが」

が、尚もにゃんにゃんはドレインをやめない。

「お前達、生命力が尽きるという事の恐ろしさをよく見ておくんだ」

次第に、一撃熊の体が朽ちてゆく。

体は全て干からび、末端から砂と化す。

にゃんにゃんが触り初めて一分程で、一撃熊の肉体は塵となり、骨だけが塵の中に埋もれていた。

「これが生命力を奪われた者の末路だ。限界を越えて魔法を使えばお前達ですらこうなりうる。努々、忘れるなよ」

二つは無言で頷いた。

「この骨はどうするのですか?」

「触ってみな」

めぐみんが骨に触ると、触れた部分が崩れ落ちた。

そこから連載するように、骨が砂のように崩れた。

「骨すらも残らない。生きた証が消えるという事だ」

にゃんにゃんが立ち上がり、塵に埋もれたワイヤーを掴む。

「さ、次の獲物を探しに行こうぜ」


数時間の狩りで、にゃんにゃんは十数の中型モンスターを狩り、その全てを塵とせしめた。

「にゃんにゃん。一つ聞いていいですか」

「なんだ」

「にゃんにゃんの魔力上限っていったい私達の何倍なんですか?」

にゃんにゃんが頤に手を当てて考え込む。

「ふむ……生産魔力上限はざっと30倍かな……そも俺に魔力上限はないのだが…」

「どういうことなのにゃんにゃんさん?」

「アンデッド系スキルにオーバーチャ
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