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この素晴らしい世界に文明の鉄槌を! -PUNISHMENT BY SHOVEL ON THIS WONDERFUL WORLD!-
四丁
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刹那、フェイベルが煌々と耀きを放つ。
「ぅわ!? なに!?」
指に絡み付いていた体がフッと消えた。
そうして、その光が徐々に姿をかえていく。
体は太く、そして、四本の足が。
耀きが消えると、そこには手のひら程の大きさの西洋竜がいた。
「フェイ…ベル?」
「くるるる!」
名前を着けた事で変化…いや、進化したらしい。
フェイベルはその翼でぱたぱたと飛んで、俺の肩に乗った。
ペロペロと頬を舐められた。
「あっ…おい…あんま舐めるな。擽ったいじゃないかフェイベル」
「くるる?」
唐突に玄関が開けられた。
どたどたと不法侵入者は居間に走ってきて…
「にゃんにゃん!生まれたって何がですか!?
やっぱりだれかかくれてたんですねこの家!」
案の定めぐみんだった。
「………安楽少女…?」
あ、しまった。
「違う。リーアはドリアードだ」
「いえ、でも」
「ドリアードだ」
「い」
「ドリアードだ」
「アッハイ」
めぐみんを座らせて、肩に乗るフェイベルを見せる。
「生まれたのはこいつだ。俺の使い魔で名前はフェイベル」
「ああ…いつもの卵ですか…?」
「そう。孵化に二年かかった」
「は、はぁ…」
めぐみんが今度はリーアを見る。
「ところでそのあん…ドリアードはなんですか?」
「私はリーア。にゃーちゃんとはもう……六年かな?
にゃーちゃんが自殺しようとしたその日からずっとここに住んでるよ」
「じさっ!?」
あれ?言ってなかったっけ…?
「いやぁ、懐かしいなぁ。にゃーちゃんをひっぱたいたのはもう…六年前かしら?」
めぐみんが俺の首ををグワシッと掴んだ。
フェイベルはリーアの方に行った。
「ちょっとにゃんにゃん!自殺ってどういう事ですか!私聞いてませんよ!」
で、お約束のように俺の頭をシェイク。
俺はアイスクリームメーカーじゃねぇ…
「おおぅ、落ち着けロリっ子。にゃんにゃんさんの首が絶賛締まりちゅ」
「答えてくださいにゃんにゃん!」
あっれー…さっきフェイベルに魔力あげたせいでくらくらするー。
「かふっ…」
side out
「めぐみん。そろそろにゃーちゃんを放したら?気絶してるよ?」
「はっ!」
気絶したにゃんにゃんをリーアが横抱きにして、彼のベッドへ運んだ。
そして、直ぐに居間に戻ってきた。
フェイベルはいない。
フェイベルは主人についているようだ。
「さてと。めぐみん、どこから聞きたい?」
「……全部を」
「うん。わかった」
リーアがめぐみん
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