暁 〜小説投稿サイト〜
魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百七十三話
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
解けた。
相性がよかったのだ。
政治家連中からもアルディの方が評判がいい。
若い女性に罵られるのは、政治家のプライドをひどく傷つける。
「私には関係ありません」
ところで、とリムシィが切り出した。
「こちらに向かってきている武装勢力を潰しますが構いませんね?」
え? と一同が聞き返す。
「国民に被害が出ないうちに片付けます」
リムシィは数機の同型を引き連れて飛んでいった。
「ちょっとぉ!?」
吉本がアルディにどうにかしろと視線を向ける。
「すまないヨシモト。我にはリムシィのような飛行能力も遠距離攻撃もない。
私はこの場ではディフェンス専門なのだ」
政治家や報道陣の近くにアルディが全機集合する。
「全機障壁展開である!」
ぱしゅぅぅぅぅぅぅぅん………と言う飛翔音と共に、一同に対して何かが飛んで来る。
「む。ロケットランチャーか」
がしかし、それはアルディの障壁に遮られた。
「リムシィめ、我に全ての迎撃をやらせるつもりであるな。まぁ、わからなくもないのだが…」
「ど、どういう事ですアルディさん?」
「我々はマスターよりヨシモトの護衛は勿論、国民を傷つけるなと言われているのである。
それ故、リムシィは発射位置の襲撃犯を直接潰すつもりなのである。
なに、五分もあれば終わるであろう」
三分後。
「全員捕縛しました。この後はどうしますか? こちらで尋問しましょうか?」
「引き渡してくれるとありがたい」
「ではすぐにでも」
すぐに装甲車が数台回ってきた。
ライトバンを改造した物で、外からは本来装甲車には見えないようになっている。
が、現在はドアがひしゃげ、中の銃器が見えていた。
中身は銃器だけではない。
拘束され、呻き声をあげる犯行グループ。
リムシィ達はソレをぽいぽいと車外に放り出す。
その数30人。
「恐らくは中国の特務機関でしょう。外交カードなりなんなり好きにしてください」
リムシィのその瞳は、機械の瞳は、捕らえた者などどうでもいいと言わんばかりだ。
「では私とアルディのボディは建造に回しますので」
アルディとリムシィが本体を残し全て建造へ戻っていった。
「では我はこの武装勢力を見張っておこう」
「私の仕事を信用しないと?」
「そうではない。万が一である。第一信用していなければ我以外の我を戻したりはしない。そうであろう?」
「今はその言葉で納得しておきます」
そして、その日の内に三基のJPlevelMHD反応炉が完成した。
翌日から試験通電を開始した三基は、見事東京の電力を賄って見せた。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ