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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百七十三話
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!」
彼が朝のニュースをつけると、自分とおかしな同居人の熱愛報道がされていた。
「面倒です。きょう会見を開きなさい私も出席します」
「そんな無茶苦茶な!」
「やりなさい。私が貴方のようなグズと愛し合っているなど考えただけでおぞましい」
機械の瞳がキュィィ…と蔑むように細まる。
「……はぁ…わかりましたよ」
パシャパシャとカメラのフラッシュが焚かれる中、吉本首相が壇上に上がった。
その傍らには、世間を騒がせている美女の姿があった。
「えー、では会見を始めさせていただきます。
こちらの方はリムシィさんと言って……」
「よくもまぁ、平日の昼間にこれ程の人が集まった物ですね。野次馬根性の塊で人の迷惑も考えないゴシップ好きのカス共が」
会場が静寂に包まれた。
「日本国民の皆様。御初にお目にかかります。
私はリムシィ」
カシャカシャとリムシィが装甲を纏う。
「二人のIS開発者の使者であり、現在は吉本総理の護衛をUNオーウェン様より命じられている戦闘用ガイノイドです」
再びフラッシュに包まれるリムシィ。
「まず私がこのグズ…いえ吉本首相と付き合っているなどという妄言を取り消しなさい。
私はあくまでもUNオーウェン様よりうけた命に従っているのです」
記者から質問が飛ぶ。UNオーウェンとは誰か、と。
「束博士の共同研究者であり、ISの父。私はUNオーウェン様の慈悲を貴方達日本国民に与えに来たにすぎません。
やっと出番ですよアルディ」
リムシィがパンパンと手を叩くと、身の丈二メートルはあろうかという人型のシルエットが現れた。
黒く、ゴツゴツした機械の体。
ヌッと壇上に上がったソレは、大きな折り畳み式スクリーンを用意し始めた。
「我はアルディ! これより貴様ら人間共にマスターの偉大なる叡知の一部」
パキュゥゥン!
「口上は不要ですさっさと始めなさい。さもなくば帰りなさい後は私がやります」
リムシィがアルディへ向けて発砲した。
が、アルディは対したダメージが無いようだった。
「むぅ…しかたない…。始めるとするか」
アルディによる唐突なプレゼンは20分程で終了した。
「何か質問はありますか。無いならば直ぐにこの下らない催しを終わりますよ」
「ではいいですか」
記者の一人が手をあげた。
「うむ! 発言するがよい!」
パキュゥゥン!
「貴方は黙っていなさい。暑苦しいので掃けていなさいそれとも私が掃いてすてましょうか。
記者の方、どうぞ」
アルディに銃を向けたまま、リムシィが空いた手で記者
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