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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第4話:THE DAY OF Σ U
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間達に造られた我々は、毎日のように破壊され続けられている。これについてはどう思うかねルイン?」
「っ…それは、仕方がないのでしょう?私達レプリロイドはエネルギーが続く限り人間が活動出来ない場所…例えば水中でも活動が可能です。人間の肉体と私達のボディとでは耐久性だって雲泥の差があります。なら、人間では手に負えないところを私達が補い、私達に出来ないことを人間がやる。人間の代わりとなって私達レプリロイドが働くのは当然です。」
人間では太刀打ちできないイレギュラーへの対策組織として“イレギュラーハンター”が結成されたのだから。
「人間では手に負えないために、レプリロイドは代わりに働く…か。」
「はい、そんなことはケイン博士と言う偉大な科学者に造られたあなたが誰よりも分かっているはずです。」
シグマの言葉にルインは頷き、守るべき人間達に刃を向けたイレギュラーとなった元上司を鋭く睨み据えた。
「ならば、お前も理解しているはずだ…。人間では手に負えない環境で、我々は活動出来る。人間が活動出来ない海底、火山口。そして身体能力や、処理能力も人間の遥か上をいく。これだけあればそろそろお前にも分かるのではないか?人間が、我々レプリロイドに勝る点なぞ、何1つないのだと。」
「何を馬鹿なことを…!!そのレプリロイドを造ったのは人間なんですよ…あなたを造ったケイン博士も人間です!!」
「そうかもしれんな。だが私は思うのだよ。何故我々は…レプリロイド同士殺し合わねばならないのかをな。それもただ上から見ているだけの身勝手な人間の命令でな…」
「私は人間達を信じます。あなたの言うように人間の中には身勝手な人もいる。でもレプリロイドを造って感情を与えてくれたのは他でもないケイン博士達人間なんですから!!一部の人間だけしか見ずにそんなことを言うあなたにこれ以上の悪事は許さないっ!!」
「ならば私を倒してみるがいい!!勝利の上にしか歴史は正当性を与えぬのだからな!!」
「シグマ隊長…いえ、イレギュラー・シグマ!!あなたはここで止めて見せる!!」
Σブレードを抜き放つシグマ。
自らが正しいと言うかのように互いの剣は輝きを増す。
最初に仕掛けたのはルインだった。
いくらシグマのアーマーが強固でもチャージセイバーをまともに受ければただでは済まないからだ。
バスターで攻撃することも考えたが、簡単に当たってくれる相手ではないし、実力差を考えれば照準を合わせる前に斬り捨てられる可能性が高い。
ならばチャージセイバーによる一撃必殺に賭けるしかない。
「はああああ!!」
渾身の力を込めて両断せんとばかりにシグマに向かって振り下ろされたチャージセイバー。
シグマは後退することで回避し、チャージセイ
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