暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第4話:THE DAY OF Σ U
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続き調査を続行してくれ』

「了解」

シグマとの通信を切ると再びチェバルに乗り、調査を続行する。

そして間もなくルインの元に本部のオペレーターから緊急通信が飛び込んできた。

『ルイン!!聞こえますか!?こちらハンターベース!!』

「どうしたの!?」

モニターに映し出されたオペレーターの焦ったような表情からただ事ではないと言うことを察したルインは表情を引き締める。

『留置されていた元イレギュラーハンターVAVAが脱走しました!!』

「VAVAが脱走!?」

『直ぐに現場に急行してください!!エックスとゼロもそちらに向かいました!!』

「っ…了解」

ルインは方向転換すると、チェバルを加速させ、ハンターベースに存在する地下の独房に向かう。

そしてハンターベースの独房に着いたルインは惨状を前に一瞬言葉を失った。

倒れている看守達はどれも急所を一撃でやられている。

「これ、一体…誰がやったの…?どれも急所を一撃…VAVAじゃない。丸腰のVAVAにはこんなこと出来ない…。恐らく、例の事件の犯人と同じ奴……」

静かな独房でルインの声が響く。

犯人の狙いが何なのか?

何故こんなことをするのか?

様々な疑問が尽きない中でルインの元にオペレーターから通信が入る。

『こちら本部。ルイン、応答願います』

「…こちらルイン」

『やっと通じたわ…コードの発信源を突き止めたわ。北西部のミサイル基地からよ』

「…他の部隊に通達は?」

『既に通達を送るも応答は無いわ。エックスとゼロは既に向かいました。至急確認に向かって…それと…シグマ隊長と連絡がつかないの』

「え…?」

ルインは再び、倒れ伏している看守達を見遣る。

倒れ伏している看守達は全て急所を一撃で仕留められており、ルインのように高出力のビームサーベル系統の武装を所持している者は戦闘型でも少ない。

持っていたとしても量産型でも扱える低出力のバッテリー式のビームサーベルだ。

ビームサーベル持ちでこれ程の戦闘力を持つレプリロイドは自然と限られてくる…。

「まさか…とにかくミサイル基地に急ごう。早くエックスとゼロと合流しないと!!」

そこでは悲劇が待っていることを知らないルインは嫌な予感を感じながらミサイル基地に向かうのだった。

そしてミサイル基地に向かう途中、轟音が聞こえ、空を見上げると基地の全てのミサイルが発射されていた。

「何で!?どうしてミサイルが発射されているの!?」

困惑するルインだが、ミサイルはそのままシティ・アーベルに向かって行った。

「先に基地に向かったはずのエックスとゼロはどうしたの…!?」

ミサイル基地には既にエックス
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