軌道修正だね士郎くん!
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い難いライダーは相手にならん。小難しいことを考えず倒して良いのはキャスター、ライダーだけだな」
「応。具体的な方策は固めないままでいいんだな」
「いい。こんな状況だ、変に頭を固めるのは策士気取りの戯けだけ、場当たり的に動いた方が上手くいくだろうよ」
元々が稀代の英傑が集う舞台だ、脚本通りに万事が進むわけがない。仮に上手く行っていても途中で必ず頓挫する。英雄とはそういう星の下に生まれた連中ゆえに。
嘆息し、俺は思う。あと一騎ぐらい脱落したら、なんらかのイレギュラーが起こるだろうなと。
変異特異点、何があるやらと俺は肩から力を抜き、まあ何があっても対処するさと気楽に構える。
気負ったところで何が変わるでもないのだから。
――そして、やはりというか。
現時点で、俺の知らないところで想定を外れる事態が起こっていた。
既にキャスターが、何者かに倒されていたのだ。
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