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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第80話
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る声にリィンが呆けて声が聞こえた方向に視線を向けるとそこにはリウイ、イリーナ、エクリア、カーリアンがいて、リウイ達を見たクレア少佐は絶句し、セレーネは信じられない表情で声を上げた。
「へ、”陛下”って…………」

「…………銀髪の男性は”英雄王”リウイ・マーシルン前皇帝陛下。メンフィル帝国の前皇帝にしてゲルドさんの義父でもあります。」

「貴方達があの…………」

「へえ?クク…………連れの女はどれもとんでもない上玉揃いなのに、その女達を連れてわざわざ他国の歓楽街に遊びに来るとか、お堅そうな面の割にはクロスベルの好色皇と大して変わんねぇな。」
セレーネが呟いた言葉を聞いたユウナが信じられない表情をしている中アルティナが説明し、クルトは驚きの表情でリウイ達を見つめ、アッシュは不敵な笑みを浮かべてリウイ達を見つめた。
「ア、アッシュさん!?」

「さすがに相手が不味すぎるわよ!?すぐに謝りなさい…………!」
アッシュのリウイに対する無礼な口ぶりにセレーネとサラはそれぞれ慌て
「フフ、まさかこのような形でゲルドさんの”実家”のご家族とお会いする事になるとは思いもしませんでしたわ♪」

「あ…………ミュゼ達もそうだけど、ユウナ達にもお義父さん達はまだ紹介していなかったわね…………―――紹介するわ。アルもさっき言ったように銀髪の男性がリウイお義父さん、金髪の女性がセシルお義母さんとは別のもう一人のお義母さんのイリーナお義母さんで、イリーナお義母さんの隣にいるメイドさんはエクリアさんって言って、お義父さんとイリーナお義母さんを支えているメイドさんよ。」
一方ミュゼは暢気に微笑みながらリウイ達を見つめ、ミュゼの言葉を聞いてある事を思い出したゲルドはユウナ達にリウイ達を紹介し、ゲルドのマイペースさにリィン達とリウイ達はそれぞれ冷や汗をかいて脱力した。


「この状況で真っ先に家族の紹介をするとか、いろいろとズレた娘ね…………」

「ハッハッハッ、まさにその純白の髪のような純粋な性格である証拠じゃないですか。」
我に返ったサラは呆れた表情で溜息を吐き、アンゼリカは暢気に笑い
「…………先程の紹介に出たメンフィル大使リウイ・マーシルンだ。見知り置き願おうか―――トールズ第U分校、新Z組。」

「リウイの正妃のイリーナ・マーシルンと申します。ゼムリア大陸に来たばかりの私達の娘がいつもお世話になっております。」

「リウイ・イリーナ両陛下にお仕えしているエクリア・フェミリンスと申します。以後お見知りおきを。」

「フフ、私はカーリアン。リウイの愛人みたいなものよ♪」
その様子を見て再び冷や汗をかいて脱力したリウイは気を取り直して自己紹介をし、イリーナたちもリウイに続くように自己紹介をしたがカーリアンの
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