暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第80話
[15/15]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
、軽く会釈をしたエクリアと共にその場から去って行き、その様子を見ていたリィン達は冷や汗をかいて表情を引き攣らせた。


「…………カオスでしたね。」

「ハッハッハッ、さすがの”英雄王”も愛妻には勝てないようだね♪そういう所はリィン君と一緒だね♪」

「う”っ…………」
リウイ達がその場から去るとアルティナはジト目で呟き、暢気に笑いながら答えたアンゼリカの指摘に反論できないリィンは唸り声を上げた。
「そ、それにしてもリウイ陛下達がラクウェルにいらっしゃった事を考えると先程ノイエ=プランへと入店する際に口にしたヴァイスハイト陛下達の”相方”とは恐らくリウイ陛下達の事でしょうね。」

「まあ、そうでしょうね。結局どんな内容だったのかは聞けずじまいだったけど。」

「へ…………ヴァイスハイト陛下もラクウェルに来ていたんですか!?しかもノイエ=プランに入店したって…………!あ、あの女好きエロ皇帝は〜!クロスベルのみんなが納める税金で何をやっているのよ〜!?」

「まあ、恐らくノイエ=プランを隠れ蓑にしたリウイ陛下達との会談だろうから、決して私的な理由で税金を使っている訳じゃないと思うが…………」

「ア、アハハ…………それよりも早く演習地に戻りましょう?ミハイル少佐やトワ先輩達も首を長くしてわたくし達の帰りを待っているでしょうし。」

(結局、”高級クラブ”ってどんな部活だったのかしら??)
苦笑しながら話を露骨に変えたクレア少佐の推測にサラは疲れた表情で答え、二人の会話を聞いて驚いた後ヴァイスに対して怒っている様子のユウナにクルトは困った表情で指摘し、セレーネは苦笑した後演習地に戻るように促し、結局疑問が解けなかったゲルドは一人不思議そうな表情で首を傾げていた―――

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ