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仮面ライダーディロード〜MASKED RIDER DELOAD〜
第1部〜崩壊する楽園〜
第2話『反逆のディロード』
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。」
「頼んだ。」
雅とフェイト達は分かれて捜査を進める。
フェイトは防犯カメラの情報を手がかりにして、最初に事件が起きた現場へ向かった。
「捜査責任者、フェイト・テスタロッサ。ただ今到着しました。」
「テスタロッサさん、見て下さい。まるで土地ごと丸々無くなっているみたいで、何の痕跡もありませんでした。」
先付けで捜査に着手していた氷川が状況を説明する。
「ありがとうございます。……これって!?」
荒野と呼ぶべき土地の中で、フェイトは何かを発見する。
「テスタロッサさん、何も無いように見えますが…」
「氷川さん、これを通して見て下さい。」
フェイトは氷川にある機材を渡して、氷川はそれを通してフェイトが指した場所を見る。
「この粒子状の物は、なんですか?」
「これは、恐らく犯人の残した残留魔力です。これを調べれば犯人が特定できる可能性があります。私は、他の現場を捜査します。氷川さん達は、引き続きこの土地の捜査をお願いします。」
「解りました。お願いします。」
フェイトは次の現場へ向かう。
その頃─
[bullet rapid fire-burning shot]
仮面ライダーギャレンの放つバーニングショットを受けて仮面ライダーデルタは敗れ、ライダーカードに変わってしまう。
「三原君!?」
「そんな……どうして君が」
真理と啓太郎は驚くが、ギャレンは無言で二人を撃ちライダーカードに封印してしまう。
「この世界はカイザに変身する者がいなくて助かった。」
ギャレンに変身していた黒いフードの男はライダーカードを拾い上げ、
「記号持ちし、夢の守り人の世界、捕まえた。」
男は荒野の中を歩いてゆく。
「マリーさん、何か解りました?」
フェイトは集めた残留魔力を解析班のマリエルに尋ねる。
「うん…すぐに解ったよ…フェイトちゃん、よく聞いてね─」
フェイトは急ぐように国家代表宅へ捜査本部の特殊会議室へ入る。
「─やっぱり…」
会議室の中は、四つのモニターと一冊の本が置かれていた。モニターにはそれぞれ、窓拭きをしている桜才学園の役員共、イツツバンバラと戦うキカイダー、天皇寺を殺害するギラファアンデッド、自身の体が異形へ変わっていることを映司に話す真木が映っていた。
「それじゃあ…」
フェイトが呟いていると、
「どうしたフェイト?そんなに慌てて。」
雅が入ってくる。
「雅、どこに行っていたの?」
フェイトは質問する。
「どこって、御手洗だけど?」
「じゃあどうして…仮面ライダーファイズのカードを持っているの!?そのカードは、ディロードドラゴンとの戦いの後で消えたよね!?」
フェイトは話の確信に迫る。
「ばれたか…」
雅はフェイトにロードスラスターの銃口を向ける。
「皆さん!今です!
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