027話 日常編 弟子入りテストと覚悟
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なにかを感じ取っていた。
「合格です、ネギ先生。よく心折れずに立ち向かってきましたね。エヴァ、あなたも合格でいいでしょ?」
「ふん…ああ、ぼーやの現在の力量、精神力を見せられ、さらには潜在能力の一部まで引き出されては何も言えん。よって約束どおり稽古をつけてやる。いつでも小屋に来るがいい」
「…あ、ありがとうございます!」
それからはもう大騒ぎだった。
刹那やこのかには感激されて、古菲には何度も勝負を申し込まれ、アスナも「無茶しちゃって…」と言われながらもいい様にされっ放しで、カモとチャチャゼロには感心されて、ネギにはもう終わったというのに感謝と謝罪の言葉を何度もかけられていた。
それとエヴァはネギにカンフーの修行は続けていろと忠告していた。
「ネギ先生…」
「はい、なんでしょうか?」
「先ほどは酷い言い方をしましたが、あれらは全て紛れもない事実です。だからナギの事を追うばかりで足元をすくわれないようにしっかりと現実を見て、そして強くなってください」
「はい! ご忠告、ありがとうございます!」
そしてネギ達は帰っていった。
そして残されたのはシホとエヴァ、そして従者達だけ。
シホは気が抜けたのか胸を押さえて倒れてしまった。
「シホ様!?」
「まったく…真祖だからすぐに回復するとはいえ真っ正直に障壁も張らずにその身だけで受け止めるからそうなるんだ。暴走した魔力ダメージも残っているんだろう?」
「ははは…ごめんね」
「茶々丸、そいつを今日はウチで寝かしておけ」
「はい、マスター」
シホ達もエヴァの家へと本日はお泊りする事になったのだった。
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