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吸血鬼になったエミヤ
026話 日常編 強くなるためには?
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と相当の実力者であると聞くしネ」
「別に構わないけど? でも私の体術は継ぎはぎだよ? 色々なものを組み合わせたような」
「ほう…たとえばどんなのアルか?」
「中国拳法から始まり、柔術、合気道、空手、プロレス、キックボクシング、ムエタイ…それに神鳴流武術も取り入れているよって…なに、その目は?」
「いやー…シホは多種多様な武術を嗜んでいるアルね。多すぎて驚いたアルよ」
「よく言われるけど、私には才がないから一つを極めるより多くを修める道を選んだが故の武芸百般なのよ」
「なるほどー…理解したアル。それじゃいつしか勝負ネ!」
「ええ」
「まずはボーリングで勝負といこうアルか?」
「そうね」

それから私と古菲は次々とストライクを取っていくと周りから勝負か?という感じに盛り上がっていた。
そこに委員長が突然叫びだした。なんだろうか?
なにやらネギ先生に関係している話だろうがそれならと私は見学に入った。
そして始まる委員長、まき絵、のどか VS 古菲。
委員長は華麗に、まき絵は盛大に、でものどかは見ていて悲惨な具合にボールを投げていく。
古菲も負けていないとばかりに連続でストライクを決めていって、そして…

「勝負はついたはいいけど、これは勝ち目がないわね…」
「そうですね、シホ様」

そこには点数が委員長が269点、まき絵が229点、のどかが17点と表示されていて一番上の古菲はなんと全てストライクを決め300点と言う満点を叩き出していた。

「勝ち〜〜〜〜〜〜♪アル」
「……………(ぷしゅうううう)」
「こんなの勝てるわけないよー」
「あうあう…」

酷いことになっていて特に委員長は口から煙を出していた。

「なんの勝負をしていたんですかねー?」
「さぁ? ただネギ先生絡みなのは絶対だと思うけど」

それからしばらくしてネギ先生が古菲を呼び出して、

「僕に中国拳法を教えてください!」

と、古菲に言っていた。
や、別に構わないけどエヴァに弟子入りするって件はどうするのだろうか?



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