026話 日常編 強くなるためには?
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室を出て行った。
学園長室では学園長とタカミチが通話越しで、
「まぁシホ殿とアヤメ殿なら他言はしないじゃろうから大丈夫じゃろう」
『そうですね。はい、僕は姉さんを信じていますから。ではそろそろ僕も仕事がありますので失礼します』
「うむ。忙しいところすまんかったの」
◆◇―――――――――◇◆
Side シホ・E・シュバインオーグ
やっぱり予想は当たっていたわね。
そしてフェイト…おそらく彼はアスナのその魔法無効化能力について勘づいたはずだ。
きっとこれからアスナは狙われるかもしれない。
その時は私も動くときと言うことかな?
「タマモはどう思う?」
「なにがですか…?」
「分かっているでしょ? 真実を知ったからには私達もネギ先生だけでなくアスナもサポートしていく対象に入る」
「ええ、分かっていますよ。でも、今からそんなに根を詰まらせても続きません。ですから適度に見てやればいいと思いますよ?
せっかく今は幸せを掴んでいるんですから奪う真似はしたくありませんし…。
それに不幸の運命を背負っている女というのは私としましては虫唾が走るんですよ。どうせならぱぁーっと思う存分幸せを楽しんでからでも損はありません」
「それってやっぱり経験談…?」
「ふふッ、それはシホ様のご想像にお任せします♪ 少なくとも私は今このときにシホ様に仕えることが出来て幸せを感じていますから♪」
「ありがと…」
タマモはとってもいい笑顔で応えてくれたので私も嬉しくなる。
その時、携帯が鳴りなんだろうと出てみると相手はまき絵だった。
話を聞くところによるとこれから皆でボーリングに行くそうで一緒に行かないかというお誘いだった。
なのでタマモに相談した後、折角なので行くことにした。
そして待ち合わせ場所のボーリング場に着くと皆はもう来ていたようで、
「皆さん、早いですねー」
「そうだねタマモ」
「あれ? シホ達も誘われたの?」
「ええ、アスナ。それじゃ折角だから楽しみましょうか」
「ええ、そうね。そういえばシホもこういった場所に来るのは初めてじゃない?」
「確かに…昔から既に世界を周っていたからね」
「あはは…それじゃシホとアヤメさんも楽しもうよ」
「そうね」
それから一同と一緒にボーリング場に入っていった。
特に目立っていたのが古菲だった。
すでに七連続ストライクを決めていた光景には驚かされた。
「古菲って確かまだ一般人の方だよね?」
「その筈ですが…やはり毎年「ウルティマホラ」という格闘大会に出て優勝しているだけありますかねー」
しかしそれを聞いていたのか古菲は投げ終わった後、話しかけてきて、
「シホ。実はお主とも勝負をしてみたかったアルよ。聞いた話だ
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